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「スマホとUSBを煮込んでる」意味不明すぎるカオスな写真が話題 意図を聞いたら案外マジの実験だった(1/2 ページ)

あまりいないかもしれませんが、マネしたい人は自己責任で。

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 「スマホとUSB(ケーブル)を煮込んでる」と投稿された、不可解な実験の様子がTwitterに困惑をもたらしています。あまりにも意味不明すぎるので、ねとらぼ編集部は投稿主のおに(@ArmatureChopper)さんに意図を聞いてみました。

 

煮込みスマホ 色合いはおいしそうなんですけどね……

 おにさんが投稿したのは、雪平鍋に沈むスマートフォンとケーブルの写真。澄んだ黄金色の液体がぐつぐつと泡を立てていて、まるで上質のダシが出ているようです。出ているわけがないけれど。

 スマホがおいしそうに煮える光景に、Twitterでは「最高にわけ分からなくて草」「どうしたら煮込むことになるんだ」「コンブとうどんだと思ったら違った」などと混乱する人が多数。そんななか「これは何の実験でしょうか」と素直に聞いた人に、「お酢でサビを取る実験です」と返事があったことで、この狂気じみた行為にも確かな意味があると判明しました。

 編集部が詳細を聞いたところ、実験に用いたスマホは2016年に購入した「arrows F-01」。最近はお風呂での音楽再生に使っていたところ、充電端子にサビが浮き接触不良を起こしたため、改善を試みたといいます。

 実は、おにさんは以前にも同様の試みに成功した経験がありました。そのときはクエン酸溶液を使い、温度を40〜50度に保ったところ、サビはしっかり落ちて気持ち良く使えるようになったといいます。

 しかし、今回は失敗。クエン酸を切らしていたので、お酢で代用して試しましたが、においがきついからと水でかなり薄めました。そのため、クエン酸より効果が薄いだろうと考えて以前よりも温度を上げたところ、調整ミスで沸騰させてしまったということです。

 その結果、サビ取りには成功したもののスマホは起動しなくなり、ケーブルも変形して使用不能に。失敗の記念に撮ったのが、ツイートした写真だったということです。

煮込みスマホ 引きあげられた実験材料
煮込みスマホ 画面の枠に不穏な曇りがうっすら
煮込みスマホ よく見ると液晶が変色
煮込みスマホ ケーブルもコネクターまわりが変形してしまっている

 「ダメになってしまったスマホは資源ごみに出す予定です」と、おにさん。成功例があるとはいえ、いろいろな意味で危険なので、お気を付けください。

画像提供:おに(@ArmatureChopper)さん

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