誰しも一度はひねったことがあるであろう蛇口のクリスタルハンドルをミニチュア化し、指輪として身に付けられるユニークな作品がTwitterで人気を集めています。
2つのハンドルがついたタイプの混合水栓は今も現役ですが、見るとどこか懐かしさを覚える透明なデザインのハンドルを指輪にしています。
想像以上にかわいらしい印象で、クリスタルハンドルの形が宝石っぽく見えてくるのが面白いです。実際にひねって回せるギミック付きなのもたまりません。
青色の水用ハンドルと、赤色のお湯用ハンドルがあり、まるでペアリングのようです。
制作したのは、テレビアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」などに脚本家として参加する他、演出家で造形作家でもある池田亮(@yyyry_ikeda)さん。「水栓のクリスタルハンドル指輪」は、ハンドメイドショップ「トイフクロ」にて青・赤各2000円で数量限定販売され、あっという間に完売する人気となっています。
Twitter上では「発想が面白い」「斬新過ぎて笑ったw」の声から、「可愛すぎる」「これは欲しくなる」とたくさんの好きの声を集め、いいねは24万を突破。中には「水道屋さんの旦那と来年結婚10年なので指輪欲しいねと話してたところだったのですが、今決まりました」なんてコメントも寄せられています。
池田さんは、同作が即完売するといった人気に「非常に驚いております」とツイート。また再入荷を希望する声に対し、「現在ワンオペのためスピードが遅いですが在庫が出来次第改めてお知らせいたします」と今後の販売予定について伝えています。
池田さんは舞台作品・美術・映像を制作する団体「ゆうめい」にも所属。同団体は5月28日から初のツアー公演「あかあか」を開催予定で、池田さんは作・演出を務め、実の父親と親子出演。亡き祖父・池田一末さんの絵画を題材にしたドキュメンタリーとフィクションが両立する作品となっています。
画像提供:池田 亮(@yyyry_ikeda)さん
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