つわりに悩むママへ、6歳兄「おれがごはん作ろうか?」4歳妹「無理して笑わなくていいんだよ」 子どもたちの優しいエピソードにじーんとする(1/2 ページ)
ほっと心が温まります。
妊娠中のつわりでぐったりしているママに、6歳兄と4歳妹がかけた優しい気遣いのエピソードがInstagramに投稿され、「号泣です」「人生何周目?」と絶賛のコメントが寄せられています。
漫画の作者は、いかりビーンズ(@bochan_musumekko_biyori)さん。6歳の長男・ともくんと4歳の長女・なっちゃんのママで、現在第3子を妊娠中です。
妊娠2カ月ごろ、吐きつわりや匂いつわり、食べつわりやよだれつわりに悩まされていたといういかりビーンズさん。そんなママを心配した子どもたちは、それぞれ優しい気遣いをしてくれました。
まずは、長女なっちゃんのエピソードを紹介しましょう。
気分が悪くソファで横になっていたママのそばに、なっちゃんがやってきました。そして「まま、おはなししたいことがあるんだけど」と声を掛けます。てっきり遊んでほしいとせがまれるのかと思ったいかりビーンズさんでしたが、なっちゃんから出た言葉は思いも寄らないものでした。
なっちゃんはママの顔をじっと見つめ、自分はママの笑顔が好きなこと、今はつわりがひどいため“げろげろ”なことに理解を示しました。そして小さな手をママの額に乗せ、「しんどいときは、むりしてわらわなくていいんだよ」と頭をなでてくれたのです。
思わず「なっちゃあぁぁあんんん!!」と娘を抱き寄せたいかりビーンズさん。思いがけない優しさに、涙がこみ上げてくるのでした。
また別の日、お兄ちゃんのともくんもママが予想もしなかった言葉をかけてくれました。
気分が悪く、なかなか夕飯づくりに着手できずにいたいかりビーンズさん。そこへともくんがやってきて「おれがつくろうか?」とキリッとポーズを決めて見せたのです。
ともくんが作れるというグラタンの素がちょうど棚にあったため、この日のメニューはともくん特製のグラタンに決まりました。踏み台を持ってきたともくんは、たまねぎやほうれん草、ミンチをどさっと調理台へ乗せます。
早速調理を始めたともくんを見守ろうとそばに立つママに、ともくんは「においダメでしょ、ちょっとはなれときな!」とまたもや気遣いを見せてくれました。やけどの危険があるためトースターで焼くときだけはお手伝いをしたものの、他の工程はともくん1人グラタンを作り上げたといいます。
焼きあがったグラタンに、なっちゃんは「ともくんのぐらたんおいしいね〜!」とニコニコ顔。この日は気分が優れず残念ながら食べられなかったいかりビーンズさんですが、「助かったよ」と感謝を伝えるとともくんは誇らしそうに笑顔を見せてくれたのでした。
ともくんとなっちゃんがママを思う優しいエピソードは、「心がジーンとしました」「とてつもなく号泣です」「愛情たっぷりもらって育ったんだなぁって幸せな気持ちになりました」と多くの人の心を打ちました。
いかりビーンズさんのInstagramアカウント(@bochan_musumekko_biyori)には、この他にも心温まる家族のエピソードが漫画やイラストで多数掲載されています。
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