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Twitter社CEOのパラグ・アグラワル氏は4月11日、同社の筆頭株主であるイーロン・マスク氏がTwitter社の取締役に就任しないことを発表しました。アグラワル氏は4月5日にマスク氏が同社の取締役になると発表していましたが、それが覆った形になりました。
アグラワル氏は「イーロン・マスクは、私たちの取締役会に参加しないことを決定しました」と発表。同社とマスク氏は、かねて取締役としての参画について議論を重ねてきたとしています。
そして4月5日にマスク氏が取締役会に任命されることを発表。正式な任命は4月9日になる予定でしたが、同日朝、マスク氏が取締役会に参加しない旨を通達しました。本件についてアグラワル氏は「これが最善だと思います」とコメントしています。
同社は、株主が取締役会に参加しているかどうかにかかわらず、株主からの意見を常に尊重しており、「イーロンは私たちの筆頭株主であり、私たちは彼の意見を受け入れ続けます」としています。
最後に「この先、気が散ることがあっても、私たちの目標や優先順位に変わりはありません。決断とその実行は、他の誰でもない、私たちの手に委ねられているのです。雑音を排除し、仕事と自分たちが作るものに集中しましょう」と結んでいます。
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