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長引くコロナ禍で、会いたい人になかなか会えないという人もいるのではないでしょうか。孫に会えない祖母を描いた漫画が、心に響くお話となっています。
コロナ禍の中で次男を出産した作者のyukko(@yukko_96/Instagram)さん。持病のある母と次男の対面はスマホ越しでした。母の希望によるオンライン対面でしたが、yukkoさんは父から、母が「本当は会いたいけれど会わない方がいいから」と泣いている、と聞きます。
母が直接の対面に踏み切れない理由は、孫にうつしてしまうことや、もし自分に何かあったら子どもや孫が「自分のせいで」と苦しむかもしれないと気にしていたため。画面越しでは笑顔しか見せない母の悲しみをyukkoさんは知ったのです。
対面がかなったのは、次男が生まれてから8カ月たってから。母の喜ぶ顔が何よりうれしかったとyukkoさんはつづっています。
大切な人を気遣って会わないという選択、そのさみしさは、覚えのある人もいるのではないでしょうか。会いたい人に気兼ねなく会える日々が戻ってくることを、切に願いたくなるお話です。
この作品は、妊娠・子育て情報メディア「ままのて」でyukkoさんが連載中の「#忘れたくない瞬間」シリーズとして掲載されています(掲載ページ「コロナ禍で募る、孫に会いたい気持ち。8ヶ月間の葛藤をのりこえて…」)。
作品提供:yukko(@yukko_96/Instagram)さん
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