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東京・赤坂にあった書店「文教堂書店赤坂店」が、ビル建て替えのため6月17日で閉店することが分かりました。これで赤坂駅周辺の書店は実質ほぼ“全滅”となり(※)、利用者からは「非常に残念」といった声があがっています。
4月11日に同店の公式Twitterで告知されたもので、閉店の理由については、赤坂ニ・六丁目地区の再開発計画に伴い、現在入っているビルが建て替えとなるためとのこと。また閉店のお知らせと併せて、ツイートでは近辺の書店事情についても言及。近辺ではこの1年ほどの間に書店の閉店が相次いでおり、加えてさらに同店も閉店となると赤坂駅周辺から書店が全てなくなってしまうそうです。
こうした状況を受けて、ツイートでは「書店という業態は世の中に街に必要とされなくなっているのだろうか?」「志半ばで去らなくてはいけなくなりました」といった、閉店のお知らせとしては珍しい“嘆き”も。そのうえで「またこの地に戻って来る。この気持ちを胸に日々精進いたします」とコメントしています。
Twitterではこのツイートを受け、「非常に残念」「オアシスが……」と悲しむ声も多数。また中には「また戻られることを切に願っています」と復活を望む声もみられました。
【※4月15日追記】ツイート文面に合わせて、当初「書店がなくなる」「実質“全滅”」といった書き方をしていましたが、読者より「双子のライオン堂」(赤坂駅徒歩5分)があるとの指摘を複数いただいたため、表現を修正いたしました。
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