子どもの水筒に入れる麦茶を切らしてしまったときの親子のやりとりがTwitterに投稿され「わかります」「つい最近全く同じこといわれた」など多くの共感を集めています。対話を通して初めてわかった、子どもの本音とは……?
麦茶を切らして分かったこと
今朝、水筒に入れる麦茶を切らせてしまって「ごめんね、お水でいい?」と聞いたら「逆にずっとお水がいいと思ってた」の回答。幼稚園時代含めこの6年間なんだったのか……(投稿者のさんのツイートより)
子どもの通園や通学時に持参する水筒に、いつも麦茶を入れていたという投稿者さん。この日麦茶を切らせていることに気付き「ごめんね、お水でいい?」と子どもに尋ねたところ、「逆にずっとお水がいいと思ってた」という思わぬ返事があったといいます。
投稿者さんはこれまで毎日欠かさず麦茶を作り続けてきた日々を思い返し「幼稚園時代含めこの6年間なんだったのか……」とつづりました。麦茶を切らしてしまったことで初めて子どもの本音を知り、驚いた様子が伝わってきます。
親としては「子どもの水筒には麦茶を入れるもの」と思い込みがちですが、どうやら「お水がいい」と思っている子どもは多いもよう。投稿には「うちもつい最近全く同じこと言われて水に変えたところです!」「そうなんですよね〜親的には、お茶作らな!思ってしまいますが、子どもは渋い?お茶より水が良いんですよね、長女は白湯です」など、“うちも同じ”という保護者の声が多数寄せられました。
また「用意してもらってる側としては、『せっかく用意してもらってるし、自分が我慢できる程度の不満なら、いちいち言うのも申し訳ない』という気持ちもあります」という子ども側のコメントも……。
投稿者さんはTwitterで寄せられたさまざまな反応に「ご意見感謝申し上げます!」とした上で「子どもの立場の方からは『一生懸命やってくれているから言いにくい』『母の自己満』との事。確かに。目的は水分補給。本人が飲む物なので今後も対話を続けていきたい所存です」と今後も子どもの声に耳を傾けるとコメントしています。
親が子どもを思い、子どもが親を思うのはとてもすてきなこと。しかしお互いへの気遣いがあるからこそ、時として希望とは逆のことをしている可能性があるのかもしれません。このツイートは、親子間のコミュニケーションのとり方の参考になりそうですね。
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