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「倉庫を片付けていたら古い電池が出てきた」→約60年前のナショナルハイパー乾電池に懐かしむ声(1/2 ページ)

日本初の完全金属外装を実現した乾電池です。液漏れもなく状態がいい!

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 「親戚の家の倉庫を片付けしていたら古い電池が出てきた」――。Twitterに投稿された画像には、1954年から松下電器産業(現パナソニック)により販売された「ナショナルハイパー乾電池」の姿が。しかも液漏れもなくほぼ完全な状態。これは素晴らしいし懐かしい!

ナショナルハイパー乾電池
状態がいい

 発見された「ナショナルハイパー乾電池」は、1959年から採用されているNマークが刻印されていることから少なくともそれ以降に発売されたものと推測されていますが、それでも約60年前ということを考えるとなかなかいい状態で保存されていたことが分かります。同型の乾電池はパナソニックミュージアム ものづくりイズム館に常設展示されています。

ナショナルハイパー乾電池
1954年発売。日本初の完全金属外装乾電池!(画像:パナソニック 電池の歴史より)

 投稿したのは設備好きな学生(@setsubiLike)さん。日頃から照明器具や放送設備などに興味があり、保存状態のいい当該電池の貴重性もすぐに理解できたのでしょう。発見した乾電池は現在もまだ0.3vほど電圧が出ているそうです。

 ツイートには「子供の頃、懐中電灯に入れて使ってました」「ブリキのおもちゃを思い出します」といった昔を懐かしむ声や「インテリアになりそう」「強そう」「缶詰みたい」とデザインの良さに反応するコメントも多く寄せられていました。中には当時テレビやラジオで流れていた松下電器産業のテーマソング「明るいナショナル」を思い出す声も。

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