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混ぜてレンチンするだけでカフェごはんが完成 生クリームを使わない「世界一簡単なクリームパスタ」を作って食べてみた(1/2 ページ)

人に振舞いたくなるおいしさです。

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 「元シェフが教える 世界一めんどくさくないクリームパスタ」のレシピがTikTokに投稿され、290万回以上再生されるなど話題になっています。火も生クリームも使わずに気軽に作れるメニューを、ねとらぼ編集部員が作って食べてみました。

世界一楽なクリームパスタの作り方
世界一楽なクリームパスタの作り方
誰でも簡単にレストランの味わいが作れます

 こっくり濃厚な味わいが魅力のクリームパスタは、火の入れ具合が難しかったり、生クリームや大量のバターなど材料がそろえづらかったりするため、手作りするのはなかなかハードルが高く感じるもの。そんなクリームパスタを気軽に作れるレシピを公開したのは、元シェフで料理研究家のひろち(@hirochi.kitchen)さんです。

 作り方の工程は驚くほど簡単。基本的に「混ぜてチンするだけ」なので、料理が苦手な人や子どもでもチャレンジできそうです。

材料(1人前)

1.6ミリのパスタ麺:100グラム、ほうれん草:2株、玉ねぎ:1/2個、鮭フレーク:大さじ2、バター:10グラム

A牛乳:150cc、薄力粉:大さじ1と1/2、粉末コンソメ:小さじ1

B水:250cc、オリーブオイル大さじ:1、塩:ひとつまみ

コショウ、パセリ、粉末チーズ:適量

世界一楽なクリームパスタの作り方
今回筆者は鮭フレークのみスーパーで購入。あとは家にあるもので作れました

 まずは材料A(牛乳、薄力粉、粉末コンソメ)を蓋つきの容器に入れてよく振ります。筆者はプロテイン用のシェイカーを利用し、30秒ほど振りました。

 続いて、具材を食べやすい大きさにカットします。ほうれん草は5センチほどのざく切り、玉ねぎは5ミリほどのくし切りにしました。ここまでできれば、あとはもうほとんど電子レンジにお任せです。

 耐熱容器に材料B(水、オリーブオイル、塩)を入れて軽く混ぜ、半分に折ったパスタを入れて、しっかり浸水させます。その上に玉ねぎを乗せ、ラップをかけずに600ワットの電子レンジで9分加熱しました。

 レンジから取り出し、麺をほぐします。少しゆで汁が残っていますが、水切りせずにそのまま次の工程へ。切っておいたほうれん草を乗せ、最初に振り混ぜたAを上からかけたら、最後にバターを乗せて再度600ワットのレンジで1分30秒加熱します。

世界一楽なクリームパスタの作り方
ほうれん草は2株使用。野菜がたくさん摂れるのがうれしい

 加熱が終わったら、レンジから取り出してよく混ぜます。はじめは水気が多くシャバシャバに見え、「失敗したか……!?」とドキドキしましたが、2混ぜ3混ぜしていくうちに、どんどんソースのとろみがついてきました! すごい……魔法みたい……!

世界一楽なクリームパスタの作り方
混ぜるほどトロトロクリーミーに

 最後に鮭フレークを混ぜたら、彩り豊かなサーモンクリームパスタの完成です! お好みで黒胡椒や粉チーズをかけ、さらに鮭フレークを少量飾ると、見栄え良く仕上がりました。耐熱容器のまま食べれば洗い物が少なく済みますが、せっかくなのでお皿に盛っていただくことに。

世界一楽なクリームパスタの作り方
完成です!

 盛り付けの瞬間から、とろみのあるソースがパスタにしっかり絡んでいるのがよくわかります。一口食べてみると、生クリームを入れていないのが信じられないほどの濃厚さに驚きました。使用しているパスタの量は100グラムと一般的な1人前の量よりも控えめにもかかわらず、鮭フレークの塩気が効いた食べ応えのある味付けや野菜の食感が楽しめて、満足度が高く感じます。これ、おしゃれなカフェのランチメニューに出てくる味だ……!

世界一楽なクリームパスタの作り方
とろみのあるソースがパスタに絡んでいます

 調理時間は、加熱時間を含めて15分ほど。材料さえ用意すればほとんどレンジ任せで作れるので、これからぱぱっと食事をすませたい日の筆者の定番メニューになりそうです。また、クリスマスや誕生日など、多くのメニューを一度に出すイベントの日にも作りやすいレシピだと感じました。

 ひろちさんによると、このレシピは薄力粉をすり切りでしっかり量り入れるのがポイントとのこと。パスタの太さが1.6ミリ以外の場合は、1回目にレンジへ入れる時の加熱時間を、袋に表示されているゆで時間よりも2分長くすると良いそうです。

 この他にも料理が苦手な人が気軽に作れるアイデア料理を次々にTikTokへ投稿しているひろちさん。詳細なレシピはInstagram(@hirochi_kitchen)で見られるので、併せてチェックするのが良さそうです。

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