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米の非営利動物保護団体「Hope For Paws」が、右前足が動かないワンコを保護。その様子がYouTubeで公開されました。動画は記事執筆時点で19万回再生を突破。「美しくてフレンドリーなワンコだね」「なんて特別な子だろう。とても愛情深くて遊び好きだね」などのコメントが寄せられました。
「ケガをした犬がいる」と連絡を受けて「Hope For Paws」のスタッフが現場に向かいました。発見者いわく、ワンコは車の往来が激しい通りを走っていたそうで、すでにリードをつけて保護してくれていました。
よく見ると、のちに「Smitty」(スミッティ)と名付けられたワンコの右前足は、ぐにゃりと曲がっています。血は出ていないようですが、どこかでケガをしてしまったのでしょうか。
しかしスタッフが近づくとスミッティはうれしそうにリードを引っ張りながら駆け寄ろうとします。痛みはないようです。人間にも十分慣れていますね。
スタッフは早速動物病院へと連れて行き、そこでスミッティの右前足は骨折していないと判明しました。もともと橈骨(とうこつ)発育不全であり、生まれつき右前足がこの形だったようです。痛い思いはしていなかったようなので、ひとまず安心ですね。
スミッティはマイクロチップのチェックやシャワーを済ませ、スタッフにたっぷり甘えて終始ご機嫌です。右前足は体のバランスを取るためにスミッティが必要としているので切断はしないことになりました。
スミッティは現在、新しい家族のもとで幸せに暮らしています。動物のレスキュー動画には珍しく、最初から最後まで満面の笑みをカメラに向け続けたスミッティでした。
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