ラフと完成品でいろいろと差がすごいイラストがTwitterで「絵師さんの想像力すごい」「ラフがじわじわくる」と話題です。
18歳のボカロP・袖野あらわ(@sleeve_tears_)さんが、自身の新しい楽曲「無題 ep.01」のカバーイラストのラフ画と完成した絵を比較しています。
同楽曲のカバーイラストを担当したのは、イラストレーターの薬屋(@shioc621)さん。まず袖野さんが曲のイメージからラフ画を描いて、それを薬屋さんに送ったところ、完成品として返ってきたのがこちらです。
袖野さんのラフでは、胴体が長い人間らしきキャラクターが四足歩行っぽい姿勢で「ガラスビン(?)」を見ているような見ていないような、独特の世界観が展開していました。
それをもとに薬屋さんが完成させたのは、幽々たる部屋の中で、寝そべりながら薬の入っていた瓶を物憂げに見つめる少女のイラスト。比較してみると、確かに人物の姿勢や向き、アイテム、全体の構図等はラフと近いものになっており、その上でさまざまな表現を加えて魅力的な一枚に仕上げているのがわかります。これがプロか……。
Twitterでは、発注者の意図を読み取るイラストレーターのスキルと想像力に「絵師さんってすげぇ……」と驚きと賛辞が寄せられ、またラフと比較したときの差や面影が「めちゃくちゃ面白い」と話題に。またラフ画には「(ガラスビンに)なんで疑問形やねん」とツッコミが入りつつも、クセの強いキャラに「ラフ画くせになるw」「ラフも好き」の声も上がっています。
袖野さんは、現在ニコニコで開催中の「The VOCALOID Collection(ボカコレ2022春)」に、上記の楽曲「無題 ep.01」で参加しています。同イベントは、期間中の再生数やコメント数、マイリス数などでランキングが決まる仕組み。イラストが使用された楽曲のMVはニコニコ動画から視聴できます。
画像提供:袖野 あらわ(@sleeve_tears_)さん
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