食べむらのある2歳の息子を育てるママが、食事中の「理想」と「現実」を漫画に描いてInstagramに投稿し、1200件以上の「いいね」や共感が集まっています。理想がわかっていても、現実にするのは難しいもの……。
漫画の作者は、てんてこまい(@tentecotaro)さん。2歳のたろうくんのママさんです。
かっこいいポーズを決めて、「イヤイヤ期マスター」を自称しているてんてこまいさん。「食事時の子どものしつけについて、困っていませんか?」とクールなポーズで読者に問いかけます。
そして食事中に動き回ったり、試行錯誤して作った食事を投げたりする子どもを「怒ってしまっていませんか?」と質問を続けると、「二歳くらいの子は、まだ何が良くて何が悪いのか、あまりわかっていません」「感情に任せて怒るのはNG」と持論を展開しました。
ニヒルな笑みを浮かべるてんてこまいさんは「それでは、我が家の食事風景を見てみましょう」とたろうくんとの食事風景を見せてくれることに。……あれ、これフラグかな?
場面が変わると、食事開始30分でテーブルに肘をついているたろうくんの姿がありました。てんてこまいさんが「肘つかないよ」「手おろしてもぐもぐしよーね」と優しく声をかけて肘を降ろさせましたが、45分経過しても食事は終わりません。
さらにたろうくんはテーブルに足を乗せてしまいます。てんてこまいさんが「あんよトンしてー」というと、イラつき始めたたろうくんは「トォーン」と言って足を降ろしました。
食事開始から1時間経過したころ、ついにたろうくんは食事を「べぇーっ」と口から垂らしてしまいます。そろそろてんてこまいさんのイライラが募ってきました。
1時間半経過したころには、たろうくんがフォークをポイ! さらに再び「べぇ」っと口から食べものを出すと、椅子の上に立ち上がるたろうくん! てんてこまいさんも「べぇしないって言ったやろおおお」と声を荒らげてしまい、食事現場はまさに「カオス」の様相に……。結局たろうくんは食事を残してしまい、てんてこまいさんは怒ってしまったことに自己嫌悪しながら涙を流すのでした……。
この漫画には「うちもこんな感じなんで安心しました」「1時間半も戦ってるの偉すぎませんか」「わかりみしかない…」と、同じ状況で戦っている人から共感の声が寄せられています。
子どもとの接し方は、理想を頭でわかっていても、現実にするのはなかなか難しいもの。子を持つ親なら深くうなずいてしまう、“育児あるある”のエピソードでした。
てんてこまいさんは、この他にもたろうくんの育児エピソードを漫画に描いてInstagram(@tentecotaro)で多数公開中です。
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