お駄賃でもらった1円の使い道をめぐる親子のやりとりがTwitterで紹介され、「これは大物になる」「将来経済学者になってほしい」など、5月4日現在28万1000件を超える「いいね」が集まり話題になっています。娘が考えた賢い1円の使い道とは……?
娘が考えたお駄賃1円の使い道
娘に1円あげるからお手伝いして、というと喜んでやったので「1円で喜ぶなんてまだお金の価値を理解してないのね」と思ったの。しばらくして娘が「貰った1円で好きなアニメをみる時間を買いたい」と1円渡してきたのよ。値段のないものに1円の価値をつけた娘、賢すぎて一休さんかと思ったツイートの内容(山田かつてないさんのツイートより)
ツイートを投稿したのは、山田かつてない(@tdkmam2)さん。山田かつてないさんは、娘に「1円あげるからお手伝いして」とお願いすると喜んでやってくれたため、「1円で喜ぶなんてまだお金の価値を理解してないのね」と思っていたそうです。
ところが、しばらくして娘は「貰った1円で好きなアニメをみる時間を買いたい」と1円を渡してきたのだとか。山田かつてないさんは「値段のないものに1円の価値をつけた娘、賢すぎて一休さんかと思った」とつづっています。
常識的に考えると1円の価値はとても安いといえます。しかし、山田かつてないさんの娘は、“お手伝い”した労働の対価を“好きなアニメを見る時間”に換算しようと考えて1円を渡しました。大人も舌を巻いてしまうほどの知的な発言は、まさに一休さんのようです。
投稿を見た人からは「これは大物になる」「将来経済学者になってほしい…。1円か10円かが大事なのではなく、自分の労働の価値を使うすべを知ってるのね。凄すぎる…!」「聡明な娘さんだ。知恵豊かな賢い子」など、山田かつてないさんの娘の発言を絶賛する声が多く寄せられていました。
子どもはときとして、大人を驚かせるような知的な発言をすることがあります。労働やお金の価値について考えるきっかけになりそうなすてきなエピソードですね。
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