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「ラピュタのOPみたい」飲み物の熱でコップをかき混ぜるエコな装置がずっと見ていられる(1/2 ページ)

約200年前の発明「スターリングエンジン」を応用。

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 Twitterに投稿された「飲み物の熱を変換して作った動力で飲み物をかき混ぜる装置」の動画が、スチームパンク的でかっこいいと人気です。

スターリングエンジン お茶の熱をスクリューを回す動力へと変換
スターリングエンジン ピストンの動きを眺めるだけで楽しい

 装置のベースは、1816年にロバート・スターリング(Robert Stirling)が発明した「スターリングエンジン」。シリンダー内の空気を加熱・冷却することで膨張・収縮させ、ピストンを動かす仕組みです。

 メカニカルエンジニアのyohei(@Y0HEl)さんは、スターリングエンジンの実験キットに、自作の動力伝達機構とスクリューを追加。飲み物による加熱と外気による冷却でピストンを動かし、スクリューを回す装置に仕上げました。飲み物が熱い限りは動き続けるので、飲みごろを測るのにも使えるかもしれません。

 ピストンやスクリューの動きを眺めるだけで楽しい装置は、「ずっと見ていられる」「ラピュタのオープニング思い出した」「スターリングエンジンにこんな使い方があったとは」などと話題に。英語の「stir(かき混ぜる)」「stirring(感動させる)」とかけて「stirring engine」とする、高度なシャレもみられます。

動画提供:yohei(@Y0HEl)さん

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