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新種のダニ、Twitterへの投稿きっかけに発見→「リツイート」と命名 「Twitterダニ」に続き2例目(1/2 ページ)
「Twitter」→「リツイート」→「?」
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法政大学は2日、Twitterに掲載された写真から新種のダニを発見、学名に「リツイート」(Ameronothrus retweet・和名イワドハマベダニ)と名付けたと発表しました。
発見した島野智之教授は、以前にもTwitterで新種のダニを確認。学名を「Ameronothrus twitter」(チョウシハマベダニ・通称Twitterダニ)と名付けており、国内では2例目になります(関連記事)。
きっかけは、「Twitterダニ」(チョウシハマベダニ)についての島野教授のツイート。それを見た鳥取県在住の大学院生が「ハマベダニってこれのことだろうか?」と写真を投稿し、さらにその投稿を見た島野教授がすぐさま確認。新たなる3種目の新種発見につながったのだそうです。経緯がまるでドラマ!
ちなみにハマベダニが属するササラダニ類は、岩に生える海藻や地衣類などの有機物を餌に活動するダニ。ハマベダニ属は本来、北極圏に生息していることが知られていましたが、2019年に島野教授の研究チームが1種目のヨイチハマベダニを国内ではじめて発見していました。
法政大学は、「SNSの利用と、一般ユーザからの投稿で、『二匹目のドジョウ』ならぬ、2種目の新種ダニが発見されたことによって、誰でも新種の発見や生物多様性の解明に協力・参加できる事が再び示されました」と新種発見にSNSが果たす役割への期待を寄せています。
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