“世界一臭い缶詰”が日本のスウェーデン大使館で売っていた!? シュールストレミング自販機の危険な誘いに興味津々(1/2 ページ)
大使館内で適用されるスウェーデン法に則り、館内での開封は禁止だそうです。
“世界一臭い缶詰”として知られるスウェーデンの高級食材「シュールストレミング」が、在日スウェーデン大使館内の自動販売機で売っていた――。危険な香りのする自販機に注目が集まっています。
投稿主は、スウェーデン伝統楽器ニッケルハルパの奏者・講師の小柏(おがしわ)奈々(@nana_musik)さん。久々に大使館を訪ねたところ、ホールにくだんの自販機を見つけたといいます。
シュールストレミングの価格は5500円。自販機はバネが回転して商品を落とすタイプで、落下の衝撃で割れようものなら大惨事になりそうですが、その程度では破裂しない頑丈な缶とのこと。ちなみに、大使館の敷地内では設置国の法が適用されるため、スウェーデン法に則りここでの開缶は禁止とされているそうです。
この自販機は、スウェーデンの食文化を広める「TRY SWEDISH!」プログラムの一環。スウェーデン大使館に確認したところ、場所が場所だけに普段は関係者以外は買えませんが、一般開放の機会はしばしばあるとのことです。シュールストレミングに挑戦してみたい人は、同プログラムの公式Instagramをチェックして告知を待ちましょう。
投稿主の小柏奈々さんは、目黒学園カルチャースクールにて「ニッケルハルパを弾こう 北欧スウェーデンの伝統楽器」講座を担当。さらに、北欧伝統音楽に興味があれば、どんな楽器でも誰でも気軽に参加できる音楽セッション「東京北欧セッション」を毎月開催しており、次回は6月12日に上野の野外水上音楽堂で開催予定です。
画像提供:小柏奈々(@nana_musik)さん
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