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終末世界でも動作することを想定して作られたオペレーションシステム「Collapse OS」が、SF小説のような時代設定が興味深いと、静かに注目を集めています。
「2030年までに世界のサプライチェーンが崩壊する」として、文明が崩壊した後の世界でも最小限のスペックで動作するOSが開発されました。物資や人間、その他の生物が非常に少なくなった世界でもパソコンを使うことができるようです。
開発者とされるVirgil Duprasさんは海外メディア「Vice」のインタビューで、「現実的だと思われるリスクを軽減するために開発を行っている」と語っていて、真剣な動機で取り組んでいるようにも聞こえます。
開発は2019年から進めていたもので、2021年には安定版をリリース。「Collapse OS」はZ80、8086、6809、6502といったCPUで動作するよう設計されており、YouTube上では実際にダウンロードして動かしている様子を公開する人達の姿も見られます。
日本でもTwitter上の投稿がきっかけで「Collapse OS」の存在が話題となっていて、文明崩壊後に使用できるパソコンというアイデアが面白がられています。思考実験の1つとして、興味深いかもしれません。
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