食パンの白い生地で具材を挟んだ「ランチパック」に“耳”付きの個体が発見され、Twitterで「ラッキー案件」「羨ましい!」と話題になっています。これはかなり珍しい当たりのランチパックなのでは……? 販売元の山崎製パンに聞いてみました。
話題となっているのは、Web制作会社・バーグハンバーグバーグ社長の長島(@genmaii)さんのツイート。「ランチパック買ったら耳がついてた。得した気分。嬉しいわい」と、喜びとともに写真を投稿しています。
パッと見は普通のランチパックですが、正方形の一辺がよく見ると茶色く、側面から見ると完全に「食パンの耳」です。いつも白い生地がピッタリと閉じているところしか見ていないため、普段と違う見た目にちょっとテンションが上がります。
コメントでも「初めて見ました」「おぉ、運がいい」の声から、「異なる食感が楽しめますね!」「私は耳のほうがスキ」なんて声が寄せられています。
そんな“パンの耳”好きには「当たり」でしかない耳付きランチパック。果たしてどのくらいレアなのか。山崎製パンに話を聞きました。
――耳のついたランチパックはどのくらいの確率で入っているのでしょうか?
山崎製パン:本来、ランチパックは製造過程で食パンのミミを全てカットしていますが、ミミのついたランチパックについては、食パンを重ね合わせる時のズレ等によってミミが残り、また出荷までの検品過程においても発見できずに出荷されたものと考えられます。お買い上げいただいたお客様には大変申し訳なく、お詫び申し上げます。
――通常のランチパックにはなぜ耳がないのでしょうか
山崎製パン:ランチパックは、サンドイッチをイメージしたもので、サンドイッチ同様に食パンで具材をサンドしますが、より食べやすい形状にするため、四方の圧着とミミのカットを同時に行っています。
耳付きランチパックは残念ながら当たりなどではなく、カットする工程で意図せず生まれてしまったとのこと。しかし、めちゃくちゃレアであることには変わりはないようです。もし見つけたときには、今回の投稿主さんのようにラッキーと思うのもありかも?
ちなみに、ランチパックをつくる時にできるパンの耳は、同社の「ちょいパクラスク」として商品化されています。食べやすくカットしてサクサクのラスクにした商品で、ランチパックの耳を食べてみたい人にピッタリです。
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