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「別れても好きな人」の歌詞通り渋谷から歩いたらどうなる?→約16キロの過酷な道程が発覚、驚きと笑いを呼ぶ(1/2 ページ)

しかも、別れたときと同じ雨の夜に傘もささず。

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 別れた恋人たちが別れた渋谷で再会し、原宿や赤坂へと歩きながら思い出を振り返る――「別れても好きな人」(ロス・インディオス&シルヴィア)の歌詞通りに東京の町を歩いたらどれほどかかるのか? 計算で判明した約16キロにも及ぶ過酷な道程が笑いを呼んでいます。せっかくの機会に何をしてるんだこの2人……。

別れても好きな人 GoogleMapで所要時間を計算すると3時間以上。雨の夜に傘もささず、どんだけ歩いてるんだよ……

 話題の主はTwitterユーザーの弓長九天(@yumilimi9)さん。歌詞の通りに渋谷から歩いてみようと思い立ち、決行の前にGoogleマップで移動距離と所要時間を調べました。

 歌詞に登場する2人は、別れたときと同じ雨の夜、まずは傘もささずに25分ほどかけて原宿へ向かいます。すっかりずぶ濡れでへとへとだろうになおも歩き続け、約40分ほど思い出を語るうちに赤坂へ到着。恋人同士に帰って、レストランかどこかでグラスを傾けます。もっと早めに盛り上がっていれば、青山あたりで済んだかもしれない。

 昔と変わらぬ優しい言葉に包まれて心を揺らすなか、カップルの1人は2番で唐突に「歩きたいのよ高輪」と発言。相手がこれを言葉通り受け取ったとすると、2人はここでディナーを切り上げ、1時間ほどかけて高輪まで行ったことになります。

 その後の「灯りがゆれてる(東京)タワー」「ちょっぴり寂しい乃木坂」から察するに、2人はまた1時間ほどかけて赤坂近辺まで戻った様子。さらに15分かけて赤坂の一ツ木通りへ行き、未練はありながらも別れています。

 赤坂で飲んだことも考慮すると、総所要時間は4時間を軽くオーバー。もし移動に電車を使ったとしても、乗車時間だけでも約50分かかります(※)。こんなむちゃくちゃなデートを楽しめる間柄のくせに、なんで別れたんだよお前ら。

※渋谷→原宿:山手線で2分/原宿(明治神宮前)→赤坂:千代田線で6分/赤坂(赤坂見附)→高輪(品川):銀座線・山手線経由で20分/高輪(品川)→東京タワー(浜松町):山手線で7分/東京タワー(御成門)→乃木坂:都営三田線・千代田線経由で12分(当時は大江戸線がなく、大門→六本木コースが使えない)/乃木坂→一ツ木通り(赤坂):千代田線で2分。実際にはこれに加えて移動や乗り換えの時間も必要になるので、所要時間はもっとかかりそうです

 一連の流れを地図上にまとめたツイートは、「もはやウォーキング」「別れた人に偶然会って気軽に歩く距離じゃない」などと話題に。「カバー元のパープルシャドウズ版ならばそこまで過酷ではない(※)」「『歩きたいのよ高輪』を単なる願望、『灯りがゆれてるタワー』を飲食店の窓から見える風景と捉えれば、移動は赤坂止まりで済むのでは」といった考察も上がり、盛り上がりを見せています。

※原曲の場合、高輪でなく「狸穴(まみあな)」という東京タワー付近の地名が歌われているため、道程が東京タワー-高輪間の分減る

 なお、弓長九天さんはコースの過酷さを知り、時間的な事情もあって今回の挑戦を断念。それでも世の中にはつわものがいるもので、Twitterにはこの“別れても好きな人チャレンジ”に挑む人もみられます。暑さには気を付けて!

画像提供:弓長九天(@yumilimi9)さん

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