コロナ禍の小学校の運動会でのあるあるを描いた漫画がInstagramに投稿され、7月4日現在5300件を超える“いいね”が集まっています。これは大変そうだ……!
漫画の作者はユウコトリトリ(@yuko_toritori)さん。
ユウコトリトリさんさんは夫とともに、長男くんと次男くんが通う小学校の運動会の観覧に来ていました。夫は長男くんを、ユウコトリトリさんは次男くんを見に行きます。
当然ですが、運動会なので子どもたちは全員運動着を着て紅白帽姿。服装が同じなだけでも見分けるのが大変ですが、コロナ禍ではさらに顔面をおおうマスクがプラスされます。これはめちゃくちゃ難易度の高い「わが子を探せ!」だ……!
しかし、大変なのは保護者だけではありませんでした。次男くんは「おかあさん見にきてくれてるかなぁ」「どこにいるのかな」ときょろきょろソワソワ。マスクをつけているのは保護者も同じ。大人の場合は日焼けや熱中症を防止するために大きなつばの帽子をかぶっており、表情が見えにくいのです。「おかあさんを探せ!」も難易度が高い……!
なお、ユウコトリトリさんの子どもたちが通う小学校では、競技名が流行を取り入れたものになっていたのだとか。プログラムには、「シン・100m走」「つなひきんに君『パワー!!』」「〇〇小リベンジャーズ」などなど令和を感じる競技名が並びます。
今を反映するネタが入った競技名には、子どもたちも喜んでいそうですね。次男くんが卒業するまで一体どれだけの変遷があるか興味深いところです。
マスク、競技名とさまざまな変化があった運動会ですが、帰宅後には毎年恒例の光景が……。1日体育をしたのに元気いっぱいの長男くんと次男くん、そして疲れ切って動けないユウコトリトリさん。「なんで全然走ってないお母さんが疲れてるの?」という長男くんの疑問に「ほんとなんでだろうねぇ…」と答えるユウコトリトリさんなのでした。
この漫画には「ビデオでズームすると、撮ってたのは我が子じゃなかった! というのもよくあります」「マスクしてるから、更に難易度アップ!!」「昨年はダンスのマスク集団の中で息子を探せず、目の前にいたのに全く気付かず」といった共感の声が多数寄せられました。大人同士でも見慣れた人を探すのが難しいことを考えると、子どもにとっての難しさはいかほどでしょうか。親だけでも、子どもにわかりやすいような目印をつけておくのも良いのかもしれませんね。
ユウコトリトリさんは、長女ちゃん、長男くん、次男くん、そして柴犬2匹のほほえましい日常を描いた漫画を、Instagramアカウント(yuko_toritori)で多数公開しています。また書籍『カエル母さん』も販売中です。
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