もしも事故や急病で愛猫の世話ができなくなったら…… 猫を引き継ぐための情報を書き込める「ねこヘルプ手帳」誕生(1/2 ページ)
猫と暮らすイラストレーター、オキエイコさんが作りました。
――突発的な事故や病気で、一緒に暮らす猫の世話ができなくなったら……。突然、家を空けることになってしまったら……。猫と暮らす人たちの「もしも」のためのアイテム、「ねこヘルプ手帳」を紹介するツイートに大きな反響が寄せられています。
投稿者は「ねこヘルプ手帳」を作ったイラストレーターのオキエイコ(@oki_soroe)さん。
「ねこヘルプ手帳」は、飼い主に病気や事故など「もしも」の事態が発生したときに猫の情報を引き継ぐためのツール。名前や年齢、健康状態といった猫の基本情報や、ワクチン履歴、かかりつけ医、代理人連絡先などを記入することができます。
オキさんは猫を飼っている人から募った意見を生かして「ねこヘルプ手帳」を作成。出版社やメーカーを通さず、個人で製作・販売を行い、商品価格を抑えるため広告費もかけていないとのことです。
さらに、売り上げの一部を猫の殺処分低減活動に寄付するなど、猫の幸せを願う強い気持ちが感じられます。
「ねこヘルプ手帳」はオンラインショップで予約販売中(商品ページ)。価格は850円(別途送料250円)で、発送は7月7日から順次行われます。「ミニステッカー」も同時発売。緊急時に気にかけてもらえるよう、家で猫を飼っていることを周囲に伝えることができます。
オキさんの投稿には「すごく素敵なアイテムだと思います」「万が一の時のために、備えたい」という声や、「早速注文しました」「手帳もステッカーも全て購入しました」「今年入院した時に必要だな、と実感したので、予約しました」などのコメントが多数寄せられていました。
「しらすちゃん」と「おこめちゃん」という姉妹猫と暮らすオキさん(関連記事)。TwitterやInstagram(@oki.nancoco)に猫たちの写真や動画を投稿しています。 また、「レタスクラブ」で連載していた保護猫エッセイ「ねこ活はじめました かわいい!愛しい!だから知っておきたい保護猫のトリセツ」の単行本が販売中です。
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