日産自動車は、ミッドサイズSUV「エクストレイル」をフルモデルチェンジし7月25日に発売します。
4代目となる新型「エクストレイル」は、初代モデルから続く「タフギア」に「上質さ」を新たに加えたミッドサイズSUV車種。パワートレインは全グレードとも第2世代「e-POWER」に可変圧縮比1.5リッター直3「VCターボエンジン」を組み合わせ、4WD車には電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載します。
外観では、ヘッドランプ上段にポジションランプとターンランプ、下段にメインランプを配置した2階建ての構造を採用。フロントグリルやリアコンビネーションランプのシグネチャーには、日本の伝統的な切り子パターンからインスピレーションを得た精密な加工を施し上質感を演出しました。
ボディーカラーのラインアップは、2トーン5種類、モノトーン7色の全12色。初代から「エクストレイル」のイメージカラーとして親しまれていたレッドは鮮やかさと深み感を増した「カーディナルレッド」へ変更し、シャンパンのような上質でエレガントな色合いの「シェルブロンド」と「スーパーブラック」の2トーン、タフで力強いイメージの「ステルスグレー」などを設定します。
ボディーサイズは4660(全長)×1840(全幅)×1720(全高)ミリ、ホイールベースは2705ミリ、最小回転半径は5.4メートル。価格は2WD車が319万8800円〜429万8800円、4WD車が347万9300円〜449万9000円。なお2WD車の発売は2022年秋を予定します。
この他、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)からは、新型エクストレイルをベースにしたカスタムカー「エクストレイル AUTECH」と「エクストリーマーX」を7月25日に発売します。価格はAUTECHが420万5300円〜504万6800円、エクストリーマーXは412万9400円〜426万300円です。
(大泉勝彦)
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