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早川書房、「扇子・オブ・ワンダー」なる扇子を発売 ずるいネーミングセンスでSFファンを揺さぶる(1/2 ページ)

まさか、そのだじゃれを言いたいだけでグッズを……?

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 早川書房のグッズレーベル「HAYAKAWA FACTORY」より、「扇子(センス)・オブ・ワンダー」という扇子が登場します。そのネーミングを採用した勇気に、尊敬の念を禁じ得ない。

扇子 安易に思いつきそうでなかなか思いつかないやつ

 無粋を承知で説明すると、この扇子はSF作品の鑑賞時に生じる不思議な感覚を表す言葉、「センス・オブ・ワンダー」をもじった商品。7月末から8月初旬にかけて3300円で発売される予定で、7月23日・24日開催の「第12回 BOOK MARKET」では先行販売が行われます。

扇子 親骨にもしっかり「SENSE OF WONDER」

 ラインアップは藤色と芥子(からし)色の2種類。デザインを担当した、装丁家の川名潤さんが「扇子をあおぐことによって微量発生する時空の歪みの幾何学的効果をビジュアル化したものです」と語る柄は、確かにワンダーを感じさせます。

扇子扇子 藤色(表/裏)
扇子扇子 芥子色藤色(表/裏)

 ハヤカワSF文庫でおなじみ早川書房のグッズとあって、扇子・オブ・ワンダーは一部のSFファンに刺さったよう。告知ツイートは「このネーミングはズルい」「もう、このだじゃれが言いたくてグッズのレーベルを立ち上げたとしか思えない」といった反応を呼んでいます。


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