ページ数が多い漫画よりもすぐ読み終わってしまう絵本の方が高いことを疑問に思っていた小学生時代。同人誌を作ってみてこの疑問が解けたツイートが投稿され、記事執筆時点で3万3000件以上の“いいね”や「なるほど!」といったコメントが集まり話題になっています。
同人誌を作ってみてわかったこと
小学生ワイ「なんで漫画は200ページ近くもあって400円で買えるのに、ページ少なくてすぐに読み終わる絵本は1000円以上もするんだろう…??」
同人女ワイ「全頁フルカラー!!!表紙ハードカバー!!まず本がでかい!!!本文なんか厚い紙!!!これなんかギミック入ってる!そりゃ高けぇわ!!!!」
(ちろさんのツイートより)
投稿者は自身で同人誌を制作・販売している、ちろ(@chiro130)さん。小学生の頃、ちろさんは「なんで漫画は200ページ近くもあって400円で買えるのに、ページ少なくてすぐに読み終わる絵本は1000円以上もするんだろう……??」と思っていたそうです。
そして、大人になり同人誌を作る経験をへて、ちろさんは気付きます。絵本は、全ページフルカラー、表紙がハードカバー、本自体の大きさ、中身も厚い紙、ちょっとした仕掛けがあるなど仕様が豪華なことを……。同人誌を自作するにあたってどれくらいの費用がかかるのかを知ったちろさんは、絵本が漫画よりも高い理由を悟るのでした。
この投稿には、「絵本まじで質が高い……」「絵本は子供が無茶苦茶に扱っても破れたりしないからすごい」など、絵本の質に改めて気付いた人からの声が。また「大量生産ができないという点では絵本は高価になるってのは納得できる」「印刷する機械や専用の用紙などなどいろいろな要因があります」といった、その他の理由を挙げるコメントが寄せられていました。
さまざまな手間隙がかかるうえ、子どもたちが長く持っていられるよう丈夫に作られる絵本。一冊が完成するまでの長い道のりを考えると、その価格にも納得ですね。
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