大切なあの方へ「ふるさとの味」を! あなたも「駅弁ギフト」贈ってみませんか?:小淵沢「通販用 そば屋の天むす」(1/2 ページ)
あの駅弁を家庭でも! と、おいしく日持ちもする通販「冷凍駅弁」が続々と登場しています。冷凍でもやっぱりおいしそう……!
【ライター望月の駅弁膝栗毛】
「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介します。
コロナ禍以降、旅行需要の大幅な減少により、駅弁各社は、いままで以上に通信販売に力を入れています。その結果、遠隔地へのクール便での配送は、消費期限等の制約が大きいため、試行錯誤を繰り返しながら「冷凍駅弁」を開発してきました。今シーズンは、さらにそこから一歩進んで、駅弁を大切なあの方への「贈り物」として送ってみませんかと、提案する駅弁屋さんも増えてきています。
夏空の下、南アルプスをバックに、八ヶ岳の麓へと登っていく、小海線のディーゼルカー。小海線は、山梨・長野県境の清里〜野辺山間で、JR線最高地点・標高1375mを通る「高原列車の旅」を楽しめる路線です。始発駅の小淵沢は、老舗駅弁屋さんの「丸政」が手掛ける「元気甲斐」や「高原野菜とカツの弁当」をはじめとした名物駅弁が目白押し。最近は、手軽に味わえる軽食駅弁の「そば屋の天むす」も評判を呼んでいます。
「丸政」でも、昨年(2021年)から、大手インターネット通販のシステムを活用して、駅弁の通信販売を始めています。取り扱っているのは、冷凍の「そば屋の天むす」。駅弁では、通常5個入りが1袋となっていますが、通販バージョンでは10個入りから40個入りまで4つのタイプが選べる他、化粧箱に入って包装された12個入り(贈答用、5000円)もあります。
水玉模様の包装紙を開けると、白い化粧箱に個別包装された冷凍の「そば屋の天むす」がズラリと現れました。いつもは、東京駅等で朝食代わりに気軽に手に取ることも多い「そば屋の天むす」ですが、こうしてきれいな箱に入って家に届くと、とても嬉しくなりますね。しかも、冷凍の個別包装なので、食べたいときに1つずつ食べられるのが、ありがたいもの。これは小腹が空いたときに重宝しそうです。
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