大学院が舞台の恋愛ゲーム「ラボ・ストーリーは突然に」登場 ヒロインの攻略条件が「ネイチャーに論文が掲載」とか鬼すぎる(1/2 ページ)
開発した理由の1つは「シンエヴァの結末に納得がいかない」。ということは……?
大学院が舞台の恋愛ゲーム「ラボ・ストーリーは突然に 〜大学院生の(非)日常〜」を、現役の大学院生が開発中です。現在はβ版が無料公開されており、Webブラウザ上で遊べます。
北海道大学の大学院生、宮崎聖人(@Brown_undo)さんが「大学院生が普段何をしているのか知ってほしい」と制作した、選択肢次第で物語の流れが分岐するノベル系ゲーム。全10話構成で、1話あたり十数分のプレイ時間が想定されています。
主人公は心理学専攻の修士1年生。憧れの姉がインテリ好きだったため、振り向かせようと勉学に励むも、早すぎる彼女の死によって目標を失うという、悲しい過去を抱えています。
モチベが下がったまま臨んだ入学初日、主人公はキャンパスで亡き姉にそっくりな女性、大塚千夏と出会うことに。そこから研究室の同級生や先輩も巻き込んだ恋物語が始まります。
序盤こそオーソドックスな恋愛ものに思えますが、千夏の攻略条件が「ネイチャーに論文が掲載」だったりと、ところどころに舞台設定が効いているこのゲーム。なお、開発動機には、「シン・エヴァンゲリオン劇場版のラストに納得がいっていない」というものもあります。これについて宮崎さんは多くを語っていませんが、千夏の奔放な性格に少々アスカみがあるあたりから、なんとなく察せられそうです。
Twitterでは「ヒロインの攻略条件が難しすぎる」「シンエヴァがこんなところに影響するとは」などと話題に。「心理学の院生で恋愛してる人見たことないんですが……」「個人的には恋愛に巻き込まれたくない院生のサバイバルストーリーも欲しい」など、大学院の実情を知る人からのさまざまな声も上がっています。
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