書店に就職したのは“人間じゃない”店員さん!? 空が飛べて体が溶ける不思議な存在の漫画が心温まる（1/2 ページ）

[Tomo，ねとらぼ]

　人間ではない存在が本屋さんで働き始めたら――漫画「書店のヴァンタ」が温かな物語で人気を集めています。作者はWebで漫画を公開しているコルクガシ（@col_gashi10）さん。

書店に面接にやってきたのは……人間じゃない!?

「書店のヴァンタ」を読む

　人間ではないけれど人として生きることを国に認められた「ヴァンタ」。人間みたいな形だけど性別がなく全身真っ黒、気分がいいと空が飛べて、悲しいことやつらいことがあると体が溶ける……そんな不思議な存在が、書店で働くことに。

心ない言葉を投げかける客に体が溶けてしまうことも

　優しい仲間や「バケモン」と悪態をつく客など、さまざまな人に出会いながら働くヴァンタ。ある日、いじめっ子に万引きを強要されている少年を助けます。「本が好きだからこんなことしたくない」のに、怖くて拒否できない自分を「情けない」と泣く少年に、ヴァンタは何かあったら助けに行くから、「自分が正しいって思ったことしなよ」と励まします。

いじめられている少年を励ますヴァンタ

　少年がまた、万引きを強要されているのを目撃するヴァンタ。少年は正しいことをすると決めたと、いじめっ子に立ち向かい――。

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　人ではないけれど、「いい人」になりたいと願うヴァンタ。その優しい心を描いた物語には、読者から「心温まりました」「ステキなお話」などの声が寄せられています。

作品提供：コルクガシ（@col_gashi10）さん