お母さんの妊娠を知って涙を流す10歳の男の子の動画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で137万回以上再生されるなど大きな話題になっています。すてきなお兄ちゃんだなあ。
投稿者はcn(@chiaki730)さん。第二子を授かったcnさんは、2022年4月、心拍が確認できたタイミングで10歳の長男に妊娠を知らせることにしました。大きなケーキが乗ったプレートに「お兄ちゃんになるよ!! おめでとう」のメッセージを書き、サプライズで発表します。
メッセージを読んだ長男は「え、母ちゃん妊娠しとん?!」と驚きの声を上げました。口元には笑みが浮かんでいますが、目からは涙がこぼれます。以前から「赤ちゃんいいな」と言っていたという長男は「ひとりっ子が良かった!」「今更かいな」と困惑の声を上げながらも、とてもうれしそうです。「笑いすぎて(涙が止まらない)」とごまかす姿に、cnさんの目頭も熱くなるのでした。
それから2カ月後、cnさんたちは中山寺へ安産祈願に訪れました。このころには弟の誕生が楽しみで仕方がなくなっていた長男。「母子ともに元気で健康で生まれますように」という願いを書いた「子授け願布」を身に着けてほほ笑み、手を合わせて一生懸命安産をお祈りする姿がありました。
月日は流れ、家族3人で円陣を組んで臨んだ出産の日。みんなの願いが届き、無事に赤ちゃんが誕生しました。そしてついに、兄弟初対面のときがやってきます。
長男が小学校から帰ってくると、小さな弟が待っていました。部屋に入った瞬間からニッコニコの長男は、手を洗ってから赤ちゃんをのぞき込み、お鼻にちょんっと触れます。そして手を優しく握り、いとおしさにあふれたまなざしを向けました。
その後、こわごわながら初めての抱っこも体験した長男。そんな兄弟の姿に、cnさんは「最強のお兄ちゃんになってくれるのを楽しみにしてるよ」と言葉を贈るのでした。
動画を見た人からは「間違いなく優しいお兄ちゃん」「報告のとこウルっとした」「涙出ました…」など、感動の声が次々に寄せられました。また、同じように年の差きょうだいを育てる人からは、自身が新しい家族ができることを子どもに報告したときの体験談も数多く寄せられています。
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