ミシュラン一つ星シェフが教える「絶品ローストビーフ」の簡単レシピが話題 フライパン1つでできる気軽さに2万4000いいね(1/2 ページ)
※追記 12月24日16時40分 肉の重量と焼き方について追記しました
※追記 12月24日16時40分 レシピの肉の重量と焼き方について追記しました
フライパン1つでできる簡単なローストビーフのレシピがTwitterに投稿され、記事執筆時点で2万4000件を超える“いいね”集めており、「食べたい」「絶対作る!」などの声が寄せられています。クリスマスディナーによさそう!
投稿者はレストラン「sio」のオーナーシェフである鳥羽周作(@pirlo05050505)さん。鳥羽さんはミシュランで4年連続一つ星を獲得している「sio」の他、「Hotel’s」「o/sio」「パーラー大橋」など飲食店8店舗を運営しています。そんな鳥羽さんがTwitterに公開するおいしい料理のレシピは、たびたび話題に。今回はクリスマスにぴったりの「絶品ローストビーフ」です。
鳥羽さんの投稿によると、まず冷蔵庫から出して最低でも1時間半ぐらいはたった和牛モモ肉の塊に、肉の重量の1.2%の塩と、コショウをまぶしていきます。そしてフライパンに油を引いて火をつけ、フライパンが温まる前から肉を焼き始めます。全面に焼き目がしっかり付くまで焼いたら、弱火にし、ふたをして蒸し焼き(合計5分)にします。
蒸し焼きにしている間は1面1分ずつ転がして、そのたびにふたをしながら全面を焼いていきます。最後の1分はふたをせずに表面を焼きます。焼きが終わったら火を止め、アルミホイルで肉を包んで1時間から1時間半放置。表面をふいたら、仕上げに塩とオリーブオイルをかけて完成です!
なお、本レシピは和牛モモ肉の250グラム使用を想定。焼く前のお肉の温度や厚さによって、またこれ以上の重量があるお肉を使用する場合は、もっと余分に焼きを入れて、中までしっかり火を通す必要があります。
内閣府の食品安全委員会によると、牛の塊肉は肉の中心温度が63度に達していれば瞬時に殺菌できており、肉の中心温度が58度の場合は28分維持されれば「十分加熱された」ことの目安にしています。食中毒を防ぐためには、肉の厚さによって加熱時間を伸ばすこと、自己流で温度を下げたり時間を短くしないことが必要です。
鳥羽さんさらにこのローストビーフと相性抜群の「特製和風ソース」のレシピも公開。フライパンにすりおろし玉ねぎとにんにくチューブを入れて炒め、ハチミツ、しょうゆ、みりん、赤ワインを入れてワインのアルコールを飛ばします。最後にバターを入れて完成! 写真からそのおいしさが伝わってきます……!
鳥羽さんは調理中の様子をYouTubeチャンネル「鳥羽周作のシズるチャンネル」でも公開中。火加減や焼き方などの詳しい調理方法は動画で確認することができます。
このレシピには「鳥羽さんのローストビーフ、美しいー!」「メモメモ! 塊肉買ってあるのでこれで挑戦したい!」「つくろ! おいしそう! ソースも!」などの声が寄せられています。ローストビーフはクリスマスはもちろん、年末年始のホームパーティーでも活躍しそうですね。
鳥羽さんはレストランのオーナーシェフを務めながら、Twitterアカウント(@pirlo05050505)やInstagramアカウント(@ouchi_de_sio)、YouTubeチャンネル「鳥羽周作のシズるチャンネル」で家庭でできる料理の情報を公開中。
書籍「本日も、満席御礼。」「食べたいから作る!鳥羽周作のとっておきごはん」「やさしいレシピのおすそわけ #おうちでsio」がAmazon他全国の書店で販売中のほか、11月30日にECサイト「シズる商店」(@sizuru_store)もオープンしています。
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