娘としまむらに行き、服を選ぶも「うちらで決めるから」と言われ…… 成長と共に幼き日を思う母の漫画に「嬉し寂しですね」「切なくて鼻がツンとなった」(1/2 ページ)
うれしいけど、ちょっぴり切ない。
買い物中に、ふとした出来事で子どもたちの成長を感じた母の漫画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で5200件以上の“いいね”を集めるなど話題を呼んでいます。
投稿者は、高校1年生と中学1年生の娘を育てる中島めめ(@nakajimameme)さん。ある日、娘たちと「ファッションセンター しまむら」に行った中島めめさん。次女は、店頭に並ぶ手袋を見て、中島さんに楽しそうに話かけます。
たわいもない会話をしながら買い物をしていると、中島さんは次女に似合いそうなかわいらしい洋服を発見しました。さっそく次女にすすめてみたところ「かわいいのはやなの!」と断られてしまい、長女にも「ママ、うちらで決めるから大丈夫だよ」といわれてしまいました。
中島さんをよそに、洋服選びに夢中な娘2人。その様子を見た中島さんは少し寂しい気持ちになりました。自分たちで洋服を選べるようになったのは成長を感じるうれしいことですが、子どもたちを遠くに感じ、なんだか切なくもなります。
そんなことを考えていると、売り場を歩き回る2人を見失ってしまった中島さん。しばらくすると、どこからか「ママ!」と娘たちの声が聞こえました。振り返ってみると、洋服ラックの陰から顔だけをひょっこりと出している2人の姿が。娘たちは、中島さんと目が合った瞬間に洋服ラックの後ろにサッと隠れるなど、かくれんぼのようでなんだか楽しそうです。
そんな2人を見て、中島さんはふと娘たちが小さかったころのことを思い出します。そういえば、あのときも買い物中に売り場でかくれんぼをしていたっけ……。
子どもたちの行動に昔の面影を見つけた中島さんは、「まったくもーっ、まだそんな事やってんのアンタたち! がきんちょ」と、うれしそうに声をかけるのでした。
日常生活で子どもたちの成長を感じると、うれしいのと同時に、自分の手から離れていくことを思ってちょっぴり寂しくなることも。自分の考えを表現できるようになった子どもたちを見守りつつ、まだ残る幼い部分をそっと支えていきたいものです。
この漫画には「微笑ましいのになんだか切なくて鼻がツンとなった、家族といる時間、もっと大切に噛み締めよう」「うちの子の成長も喜ばしいけど切ない毎日です」「時の流れに泣いちゃうー。嬉し寂しですね」といった、同年代の保護者からの反響が寄せられていました。
中島めめさんは、Instagramアカウント(@nakajimameme)や、ブログ「たくあんムスメたち。」で、この他にもほっこりする日常漫画を多数公開しています。
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