「肉の感触がほぼなくなってます」――厚切り肉の筋を1万回切ってみた検証動画がYouTubeに投稿されています。記事執筆時点で再生回数は8万回を突破。かなり時間のかかる検証の末に生まれたトリビアにじわじわくる。
投稿したのは、群馬県前橋市と高崎市に拠点を置く焼肉屋「ホルモンしま田」のYouTubeチャンネルです。
豚の肩ロースをミートテンダーライザー(筋切り器)を使ってひたすら筋切りしています。肉の食感がどれだけ柔らかくなるかの検証ですが、100回の時点で肉がかなり薄くなり、投稿主も視聴者もだんだんと“あること”に気付き始めます……。
6000回の時点で肉の感触がほぼなくなり、さらに広がった肉を折りたたみながら筋を切っていくと、厚切りだった豚の肩ロース肉は完全に“ひき肉”に……! 早い段階から「あれ、これもしかして……」と思っていたことが現実になり、1万回筋切りされた肉の見た目に思わず笑ってしまいます。
最後はこの肉を使ってカツを作っていますが、切った見た目も、食べた感想も、出てくるのは「メンチカツ」。コメント欄では「メーカーの耐久テストでもここまでしない」とツッコミが入り、「揚げた後の断面が完全にメンチカツで笑ってしまったw」「これは牛肉やパン粉や卵などと一緒に混ぜて丸めたら絶対おいしくなるやつですわ」なんて声も寄せられています。
同YouTubeチャンネルでは、肉をもんだりたたいたりする検証動画の他にも、焼肉屋の「秘伝のタレ」の作り方を公開したり、「味の素を使って1カ月熟成肉作ってみた」といった熟成肉シリーズを投稿し、人気を集めています。Instagram(@horumon_shimata)とTwitter(@horumonshimata)でも情報を発信中です。
画像提供:YouTubeチャンネル「ホルモンしま田」さん
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