子どもが起きる前にこっそり布団を抜け出して、一人の時間を楽しもうとしたママ。すると、後ろから物音がして……? “育児あるある”なエッセイ漫画がTwitterに投稿され、「今朝の私w」「わかります!」と共感を呼んでいます。
投稿者は、5歳の娘と3歳の息子を育てるママ・はなゆい(@hanayuistudio)さんです。
ある日、はなゆいさんがいつもよりも早く目覚めた朝のこと。子どもたちに気付かれないように起き出したはなゆいさんは、机に向かっていました。貴重な1人の時間を使って、ゆっくり漫画を描こうとしていたのです。
「いっぱい描くぞ〜」とウキウキしながら作業を進めていると、遠くから「キー……」とドアの開く音が。続いて「トトトトトト」小さな足音が聞こえてきました。もしや、子どもたちが起きちゃった……!?
せっかくの“1人時間”が消えてなくなる予感に青ざめるはなゆいさんは「飼い犬であってくれ」と切願。しかしそんな願いもむなしく、ドアを開けるとそこには息子のおーちゃんの姿がありました。なぜか下半身裸のおーちゃんは、「へへ……へへ……」と泣きながら笑っています。……え、何で!?
おーちゃんの姿を見て驚いたはなゆいさんでしたが、ふとあることを思い出しました。そして「『もう一回寝てきて』って言われると思った……?」と、泣いている理由を訪ねます。これは以前、はなゆいさんがおーちゃんにかけた言葉でした。
おーちゃんは小さく「うん」と頷きます。続けて「あのね……おーちゃんね……」「ママがいないとさみしくて寝れないよ……」と、自分の思いを泣きながら伝えました。
そのとき、はなゆいさんはおーちゃんがパンツを脱いでいる理由を悟りました。そう、これはおーちゃんが「トイレならママと一緒にいられる」と思ってとった行動だったのです。おーちゃんのけなげさに心を打たれたはなゆいさんは「ママだっておーちゃんと一緒にいたいよ、1人で寝てなんてもう言わないっ!!」と、目の前の小さな身体を強く抱きしめました。
結局この日、2人はこのまま一緒に起きることに。なんて感動的な親子愛……と思ったら、これはなんと朝5時の話! 早朝から強制的に始まった“ママ業”へ向かうはなゆいさんの背中からは、一人時間との別れへの悲しみとともに、母の愛と覚悟を感じるのでした……。
投稿には「母強し……ですね。毎日お疲れさまです」「わかります。わかります。」と励ましや共感の声が。また「おーちゃんの泣き笑いにもらい泣き」「なんてかわいいっ、からの爆笑」と反響が寄せられています。
はなゆいさんは、この他にもTwitter(@hanayuistudio)やInstagram(@yuihanada7)、TikTok(hanayuistudio1)、ブログ「笑う母には福来る」で子育てエッセイ漫画を公開中です。
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