小学校の入学準備が始まる中、新一年生の文房具選びについての知見をつづった投稿が、Twitterで話題になっています。投稿には、「納得」「目からウロコ」など、記事作成時点で3000件を超える“いいね”が寄せられました。
小学生の文房具が「キャラものNG」な理由は……
新一年生保護者に捧ぐ文房具のセオリー
- なぜキャラ物NGかというと授業中にあっちの世界に児童が行くから。
透ける素材も避けた方がいい。透ける素材を通して児童はどこかの世界に行く。
授業の敵はイマジナリーワールド(個人差あり)
- 思ったより100倍なくなる(個人差あり)(ムェさんのツイートより)
投稿者はムェ(@nue201116)さん。ムェさんは、「新一年生保護者に捧ぐ文房具のセオリー」として、新入生の保護者に向けて学校から呼びかけられる文房具選びのポイントと、その理由をTwitterで解説しています。
まず、学校などで禁止されている場合もあるキャラクターが描かれた文房具について。これは、授業中に子どもが“あっちの世界”へ行ってしまうのを避けるためだといいます。
これは、ムェさんの長男が小学校に入る前の入学説明会で先生から聞いたポイントなのだとか。「キャラ物を避けるのを推奨するのは、子どもが飽きるからではありません。子どもがどこかの世界に行ってしまうからです」という先生の言葉が今でも忘れられないというムェさん。想像力豊かな子どもたちは、少しのきっかけで授業から離れ、空想の世界に飛び込んでしまうのですね。
さらに、子どもによっては、透ける素材の文房具も避けた方がいい場合があるとのこと。理由は同じで、覗きこんで一面を色のついた世界にしたり、水に見立てたりと、子どもたちが“どこかの世界”へ行ってしまうから。個人差はあるものの、授業や学習の敵は「イマジナリーワールド」なのですね。
また、ムェさんによると、「文房具は思ったより100倍なくなる(紛失する)」といいます。キャラものなど、お気に入りの文房具をなくしてしまうのは悲しいもの。この点からも、キャラものではなく、なくしてしまっても代わりがきくシンプルな定番文具をそろえておくのが安心ですね。
この投稿には、「あっちの世界。目からウロコすぎる!」「なるほどー。授業中はこっちの世界にいてほしい時間だものね」「ただ単にダメって言われるから分からないのだけどなるほどねェ」など、多くの保護者から納得や共感の声が集まっています。
子どもの希望などを考えると、保護者としては判断に迷うとこともある文房具選び。ムェさんの知見を参考に準備してみるのもいいかもしれません。
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