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堀ちえみ「とても怖かった……から眠れなかった」 40周年ライブ前に寝不足でダウン 舌がん手術から4年(1/2 ページ)

気持ちはわかる。

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 タレントの堀ちえみさんが2月12日にブログを更新。ライブに備えて舌の調子を良い状態のまま保ちたいあまりに、寝不足になっていたことを伝えました。堀さんは2019年2月にステージ4の口腔がん(舌がん)であることを公表。手術により舌の半分以上の切除と再建手術を行っています(関連記事)。

堀ちえみ
お出かけ準備を整えた堀さん。2月12日投稿(画像は堀ちえみオフィシャルブログから)

 堀さんは、「自分の中で舌が薄くて喋りやすかったり、声の調子が良かったり、歌のピッチやリズムが良い日には、寝てしまうとリセットされそうで、とても怖かった……から眠れなかった」と、寝不足になっていた理由を説明。

 舌の調子をコントロールするすべがないとしたうえで、「だからあまり眠らなければ、いい状態をキープしたままで、ライブまで待っていけるかなと。よく考えたら無茶ですね」「その結果が今回のような、寝不足でダウンでした」と体調を崩してしまったことも伝えています。なお、このブログをつづっている時点ではゆっくり眠って体も楽になっているそうです。

 堀さんは、ダウンしたのがライブ直前や当日でなくて良かったとする一方で、「しかしまぁね、この舌を持った私のこの気持ちは、誰にも理解してもらえないから。自分でベストな方法を見つけなければ、ならなくて」と、自分なりの模索であったとしています。

 舌の調子にかんする葛藤に対しファンからは、「どんな状態でもちえみさんは努力してきたことをファンの皆は分かっていますよ」「当日のお口のコンディションがどうであれ、今までの努力が報われないはずはありません! 話が出来て、歌える事が奇跡なんです」「仮にベストコンディションでなくても、一生懸命な姿は伝わります」などのエールが寄せられました。

がん公表前日の堀ちえみ
がん公表前日に息子の卒業式を報告。2019年2月18日投稿(画像は堀ちえみオフィシャルブログから)

 堀さんはがんの手術後、食事などで舌をうまく使うリハビリに励む一方、思うように発声できない苦労も吐露。

 その後、2020年1月からは芸能活動を再開しており、2023年2月15日には東京で、4月7日には大阪でデビュー40周年記念ライブが行われます。

五月アメボシ

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