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築40年の“寒すぎる中古住宅”を防寒DIY→「快適になりました!」 おしゃれなお手製内窓に絶賛集まる(1/2 ページ)

おしゃれに断熱性アップ!

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 築40年の中古住宅に住む夫妻が、寒さ対策のために掃き出し窓へ内窓をDIYする動画をInstagramに投稿し、機能性の高さとおしゃれな仕上がりが話題になっています。動画は記事作成時点で68万回再生を突破、9400件を超える“いいね”が寄せられました。

 動画は「DIY-FUFU | まな | DIYで手作りの暮らし」(@diy_fufu)に投稿されたもの。築40年の中古住宅に住む夫妻が、家を自分好みにDIYリノベーションする様子を公開しています。

 今回の動画では、リビングの大きな掃き出し窓にすりガラス調の内窓を設置する過程を紹介。内窓とは、窓の手前にもう1枚窓を取りつけることで、室内の断熱効果を高めるものです。

掃き出し窓の画像
寒さ対策で、掃き出し窓に自分たちで内窓をつけることに

 妻のまなさんによると、冬は掃き出し窓からの冷気がとてもつらく、窓の近くでよく遊んでいる1歳の息子のことや、光熱費の節約も考えて内窓の設置を決めたそうです。

 業者に内窓の設置を依頼すると高い費用がかかりますが、まなさん夫妻が内窓のDIYにかけた総額は、なんと約4万円。低価格でも高い断熱効果を発揮しているといいます。いったいどのように作ったのでしょうか?

木枠の作り方

 まずは、木枠づくりからスタート。間柱(まばしら)という木材をカットしたら、引き戸の上部分にトリマーという工具で溝を掘ります。

間柱を使って木枠作りをする画像
まずは間柱を使って木枠作り

 木材を白色に塗装し、枠組みをしたら木枠が完成。枠組みは掃き出し窓の形に合わせて、上には4枚の小窓を、下には4枚の引き戸を取り付けられるように作っています。使い勝手の良いように作れるのは、DIYならではですね。

 完成した木枠を掃き出し窓にぴったりと納め、下部に既製品のレールを取り付けました。

木材を白色に塗装し、木枠が完成した画像
木材は白色に塗装し、おしゃれな木枠が完成

内窓の作り方

 いよいよ内窓を作ります。まずは引き戸部分の内窓から。木材を四角に組み、内側の全ての部分にトリマーで溝を掘ります。続いて木材を白色に塗装し、カットしたポリカーボネートを溝に入れ込みます。

ポリカーボネートを使って内窓を作る画像
ポリカーボネートを使って内窓を作ります

 下には戸車をつけて先ほどの木枠に入れ込み、スムーズに動かせる引き戸の内窓が完成しました。

戸車をつけた画像
下には戸車をつけています

 最後に、上部の小窓部分の内窓を作ります。こちらは角材で作った即席窓を、すきまテープを利用してはめ込みました。

 そしてついに、手作りの内窓が完成! 日が差し込む大きな掃き出し窓全体にぴったりサイズの内窓が美しく取り付けられています。

 まなさんによると「断熱効果がすごい…」「DIYのものとはいえ、冷気も全っ然まし!」とのこと。しっかり寒さ対策ができており、作ってよかったと感じているそうです。

 ちなみに、制作期間は約1カ月。手や時間はかかってしまいますが、夫妻が力を合わせて作り上げた分だけ愛着がわきそうですね。

完成した内窓の画像
ついに内窓が完成!

 クオリティーの高い内窓DIY動画には「すごいです。家が寒くて何かできないかと思っていました。やってみようと思います」「こんな方法あるのですね! とっても参考になります」など、多数の称賛の声が寄せられています。工事費用を抑えて窓の寒さ対策をしたいという人は、まなさん夫妻のDIYを参考にしてみてはいかがでしょうか。

 まなさん夫妻はこの他にも、Instagramアカウント(@diy_fufu)やYouTubeチャンネル「DIY- FUFU」で、自宅をDIYリノベーションする様子を中心に発信しています。

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