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打ち上げ花火の動画から撮影位置を特定する方法の解説が、簡単かつピンポイントで恐ろしいことになっています。軽い気持ちで投稿すると危ないかも……。
この動画を投稿したのは、さまざまな技術系動画を投稿しているラムダ技術部さん。「花火は特性上かなり撮影場所が特定されやすい」と、自宅や職場から見えた花火の動画を投稿する危険性を伝えています。
まずポイントとなるのは、動画内の音。音は光よりも伝わる速度が遅いことを利用して、花火が見えてから音が聞こえるまでの時間から打ち上げ位置との距離を算出します。計算に必要な撮影時の気温は気象庁のサイトから見られますし、打ち上げ位置は消防局のサイトの届け出情報で確認できてしまいました。
次に、映像に写っている建物から、さらに詳細な位置を推測。病院や橋、ゴルフ場の明かりが見えることから、Googleマップで撮影位置を特定してしまいました。これは怖い……!
これらから、花火の動画をどうしても上げたい場合は、建物が映らないようトリミングしたり、音を編集したりするよう呼びかけています。ただし、それでも月の位置や煙の方向で特定してくる“ヤバイ人”もいるため、そもそも花火の動画を上げること自体を勧めないとのこと。
画像提供:ラムダ技術部さん
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