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日本唯一のレゴ認定プロビルダーの作品がボストン美術館に 葛飾北斎展で「神奈川沖浪裏」の立体再現を展示(1/2 ページ)

北斎展は3月26日スタート。

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 レゴ認定プロビルダー三井淳平さんの作品「神奈川沖浪裏」が、米国のボストン美術館で展示されます。3月26日から開催の「Hokusai: Inspiration and Influence(葛飾北斎展)」にて、浮世絵とともに展示されるとのことです。

レゴ ボストン美術館での展示が決まった「神奈川沖浪裏」

 展示される「神奈川沖浪裏」は、葛飾北斎「冨嶽三十六景」全46図の1つを、そのまま立体的に再現したレゴ作品。制作にあたっては巨大な波に関する論文や映像も参考に図面を起こしており、2020年の発表当時には「荒波の危険さまで感じられる」などと広く感銘を呼びました(関連記事)。

 今回はボストン美術館から三井さんへ直接オファーがあって展示が決定。これまで展示してきた阪急三番街「HANKYU BRICK MUSEUM」の協力の下に移送され、展示会終了後も2023年10月19日から2024年1月21日まで、シアトル美術館に展示されるとのことです。

レゴ
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 三井淳平さんは、世界に22人のプロビルダーの1人(日本では唯一)。今回の朗報を受けて、「10年以上前にレゴのプロになった当時は、自分の作品を『アート』と言って良いか自信がなかった」と振り返りつつ、「このような形で認めてもらえたことをうれしく思います」「ボストン美術館内でイベント登壇にも招致いただいたので、『アーティスト』として堂々と語ってきたいと思います」と述べています。

レゴ

画像は阪急三番街の発表より


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