ライブで遠征したり、イベントなどで友人と集まったりしても、なぜかカメラロールには推しや食べ物の写真だけ……。そんな、「オタクは自分の写真を撮らない」というあるあるに関する投稿がTwitterで注目を集めています。いつか使うであろう写真を自ら撮っておくのは大切!
オタクは自分の写真を撮らない
年末に身内が亡くなった時気付いたんですけど、遺影になりそうな写真がみんな10年以上のもので最近のものが全くなかったんですね。じゃあ自分はどうなのかって考えた時に、カメラロールの中に若手俳優かガワとのツーショットしかなかったんですよ。オタクは自分の写真を撮らない……
(とーやさんのツイートより)
投稿者は、仮面ライダーシリーズなどの特撮好きのとーや(@amehuridydy)さん。とーやさんは、2022年末に身内の人が亡くなった際、遺影として使えそうな写真が10年以上前のものばかりで、直近で撮ったものがないことに気がつきました。
自分自身を振り返ってみると、確かにカメラロールの中に若手俳優かヒーローとのツーショットしかありません。そう、オタクは推しの写真を集めたり、撮ったりはするものの、自分の写真をなかなか撮らないのです。
そこで、とーやさんは遺影にも使える「これぞ!」という1枚を自ら撮影することに。とーやさんがむかったのは栃木県にある特撮の聖地・岩舟山。自分の好きな特撮と仮面ライダーをテーマに、巨大な火柱が立ち昇る爆破をつかった写真を撮ることにしたのです。
岩舟山に行くにあたって、とーやさんは爆破体験ができるバスツアーを利用。当日は「仮面ライダーリバイス」に登場するキャラクター・門田ヒロミをイメージした白い着物コーデに身を包み、仮面ライダーベルトを着用し、まるで変身前の一瞬を捉えたような1枚を撮影しました。
ド派手な爆破をバックに、右腕を上げて変身ポーズをきめるとーやさんは、背景の迫力も相まって本物のヒーローのよう! 自分のお気に入りとこだわりを詰め込んだ写真は、撮影までの行程もいい思い出になるもの。こんな写真があれば、悲しいはずのお葬式でも、参列者に笑顔を与えてくれそうですね。
この投稿には「自分の写真、とってないですねえ……」「確かにそう! 僕も自分の写真普段撮らないしね」「分かっちゃいるけどさぁ……自分の写真撮ってもなーんも面白くないんだよなぁ……」といった共感の声が。
また、「これはカッコいい遺影になりますね。良いな……」「絶対背景切り取らずに仕立てて欲しい……!」「和装で変身は斬新! 帯紐代わりにライダーベルト、あると思います」など、とーやさんの写真を絶賛するコメントが集まりました。
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