日テレ「スッキリ」“ペンギン池落下”で「オードリー春日の謝罪を受けた」 那須どうぶつ王国が経緯説明(1/2 ページ)
那須どうぶつ王国はSNSなどで個人への誹謗中傷は望んでいないとしています。
栃木県那須にある動物園「那須どうぶつ王国」は4月4日、日本テレビ「スッキリ」の生中継で、オードリー・春日俊彰さんがペンギンの池に落ちるシーンが放送された件について、あらためて経緯を発表しました。
那須どうぶつ王国は生中継が放送された3月24日、現場で抗議した後、公式Twitterで抗議文を公開(関連記事)。同日、「スッキリ」の公式サイトに謝罪文が掲載されました(関連記事)。加えて、3月26日には春日さん本人、スッキリの制作責任者が来園し、春日さんからも謝罪を受けたと明かしました。なお、那須どうぶつ王国はSNSなどで個人への誹謗中傷は望んでいないとしています。
3月27日には日テレ定例記者会見での石澤顕社長の謝罪に先立ち、同日の「スッキリ」番組内で、MCの極楽とんぼ・加藤浩次さんらが謝罪。加藤さんは事前に番組スタッフと那須どうぶつ王国で打ち合わせをした際、動物に危害が加わらなければ、池に入ることについては了承を得ていたとして、「『池に落ちていてもいいんだ』という気持ちだけで進んでしまった」などと反省の意を示しました(関連記事)。
一方で、那須どうぶつ王国はペンギンの池に入っても大丈夫と言った認識はないとして、「安全、衛生、動物福祉の観点からありえない」と再度抗議し、撤回を求めたとのこと。その後、この点について日テレ側が那須どうぶつ王国との協議で、「ペンギンに危害を加えなければ池に落ちて大丈夫」と、理解が不十分だったことを認め、ペンギンの池に入ってしまったことについて、あらためて謝罪したといいます。
那須どうぶつ王国は担当者が事前打ち合わせ、ロケハン(下見)、最終確認のなかで、ペンギンの池に入らないように注意喚起をしていたが、打ち合わせ中に「スッキリ」制作担当者との意思疎通に問題があったとして、「この点は当園として重く受け止めております」とコメント。今後については、「この様なことが起こらない仕組みを日本テレビと協議致します」「動物園、水族館に対する安全面や衛生面への配慮、さらにアニマルウェルフェア(動物福祉)に配慮した取材が広く実現される契機となれば幸いに存じます」と述べています。
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