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くるくると回転しながら落ちてくる木の実。東南アジアの植物「フタバガキ」の実が一斉に旅立つ様子を捉えた映像が、Twitterで約1万8000件のいいねを集めて話題になっています。
話題になっているのは、Tomoki SANDO(@TomokiSANDO)さんの投稿です。多種多様な植物の「木の実」を紹介している植物図鑑「世界のふしぎな木の実図鑑」の著者で、タイを拠点に植物学者として活躍しています。
そんなTomoki SANDOさんが「ついにその日がやってきた!!」と興奮が伝わってくるコメントを添えて投稿したのは、空からフタバガキの実が無数に降ってくる様子を撮影した動画です。
激しいスコールと強風にあおられて、一斉に親木から巣立った木の実。羽のような2枚の葉でくるくると回転しながら降ってくる様子に「壮観です」「平和な風景」といった反応が寄せられていました。
地上に届いた木の実は、すべてが発芽できるわけではなく「トラクターなど踏みつぶされたり、動物に齧られたり、強烈な日射で乾燥してそのまま死んでしまったりする子たちも計り知れず」と厳しい生存競争が待ち受けているそうです。がんばって芽を出して、すくすくと育ってほしいものです。
画像提供:Tomoki SANDO(@TomokiSANDO)さん
(カナブンさん)
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その正体はガの幼虫が寄生した「メキシコトビマメ」。植物防疫所に連絡し、無事引き取ってもらえたそうです。