築35年の“昭和”な6畳間を、現代風にセルフリノベーションしたら…… 雰囲気激変のおしゃれな一室に「住みたい!」「うらやましい」の声(1/2 ページ)
すてきな部屋に生まれ変わりました。
築35年のアパートの一室をセルフリノベーションし、おしゃれな部屋に生まれ変わらせる工程をまとめた動画が「すごすぎる!」とYouTubeで話題になっています。動画は記事作成時点で28万回再生を突破。古めかしい部屋がナチュラルモダンな洋室へ激変する様子は、圧巻の一言です。
投稿者は「好きなものに囲まれて自分らしく暮らす」をテーマに、ライフスタイルやDIYについて発信しているAmiさんです。
話題の動画は、Amiさんが友人の所有するアパートの一室をセルフリノベーションする様子を、総集編としてまとめたもの。友人から「古いワンルームはなかなか入居者が見つからないため、リノベーションできないか」と相談を受けてこの企画が始まったといいます。
部屋の間取りは、6畳のワンルーム。玄関を入ると右手にキッチン、左手にユニットバスがあり、元和室だったという奥の部屋には天袋付きの押し入れがついています。1人暮らし向けの一般的なアパートですが、築年数が古いこともあり、部屋には昭和な雰囲気が漂っていました。
作業日数は20日間、費用は約16万円をかけて行われたという今回のリノベーション。現代風のおしゃれな雰囲気に仕上げただけでなく、住む人が心地よく暮らせる工夫が細部にまで施されています。
押し入れを解体→使いやすいウォークインクローゼットに
作業は部屋の解体作業からスタート。クッションフロアと壁紙を剥がしたら、押し入れを解体し、コートなどをかけやすいクローゼットに作り変えていきます。
まずは2枚の扉を外し、押し入れの上下を分ける仕切りは右半分を残して取り除きました。こうすることで左側に身体を入れるスペースができ、ウォークインクローゼットとして使えるように。
続いて、押し入れの中の壁に茶色のリメイクシートを貼ります。開き戸だった扉は圧迫感を減らすために引き戸にチェンジ。押し入れの中にはハンガーパイプとセンサーライトを取り付け、使い勝手にもこだわっています。
さらに、引き戸の外側には身支度に役立つ小さな棚と鏡を取り付け、アクセサリーなどの小物が置けるスペースを作りました。おしゃれで機能的なウォークインクローゼットの完成です!
間仕切り壁を設置→プライバシーと機能性に配慮
ワンルームの室内には、部屋を緩く仕切る壁を作ります。6畳の部屋が狭くなってしまうのでは……という心配はご無用。壁にはワンルームの暮らしを快適にする役割が二つあるのです。
一つは、玄関を開けたときに奥のベッドが丸見えになるのを防ぐこと。もう一つは、机としての機能を持たせることです。
まずは組み立てた木枠の側面に石こうボードを取り付け、机の部分も組み立ててアクセントクロスを貼り、壁の半分を作成。残り半分の壁は、採光と通気性の確保のためにルーバーに仕上げます。1本ずつ丁寧に羽板を取り付けたら、おしゃれで防犯にも役立つ間仕切り壁が完成しました。
机にはノートパソコンなどを置いて作業ができます。壁に机の機能を持たせることで置く家具を減らす、狭い部屋だからこそ生きるアイデアですね。
古いキッチン→リメイクシートでおしゃれに激変
玄関横の小さなキッチンも、現代風のおしゃれな雰囲気にリノベーションします。
まずは圧迫感のある吊り棚を取り外し、黒や大理石調のリメイクシートを貼っていきます。高めの位置に棚を取り付けたら、古めかしいキッチンが見違えるようにスタイリッシュなキッチンになりました!
他に、手作りのベッドユニットバス、こだわって選んだ部屋の壁紙など、Amiさんがアパートの一室をリノベーションする様子は全て動画内で紹介されています。
動画には「センスの良いリノベーション」「すてきな部屋になりましたね!」「いいな。住みたい。うらやましすぎる」と、Amiさんのセンスや技術を絶賛する声が。また「DIYは力持ちの男性が全身ほこりまみれでやるものだと思っていたのでビックリしました」と、女性のAmiさんが本格的なDIYをすることへ驚きの声も寄せられています。
Amiさんによると、リノベーションした部屋は無事に入居者が決まり、家賃も約20%アップできて友人に喜ばれたそうです。住む人が快適に暮らせるよう細部までこだわったAmiさんのリノベーションは大成功でしたね!
Amiさんはこの他にも、YouTubeチャンネル「a-room」でライフスタイルやDIYについて公開中です。
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