誰だよモフモフ猫ちゃんで来たの! ファッションの祭典「メットガラ」、2023年も自由過ぎる セリーナ・ウィリアムズは第2子妊娠を発表(1/2 ページ)
何しろドレスコードは「カール様への敬意」。
5月1日(現地時間)にメトロポリタン美術館で開催された、米VOGUE誌編集長アナ・ウィンター主催ファッションの祭典「メットガラ2023」。今年も出演者全員が自由にファッションを楽しむエキサイティングな夜となりました。
2023年は同美術館のコスチューム・インスティチュート展覧会「カール・ラガーフェルド:美のライン」のオープニングでもあり、ドレスコードは「カールに敬意を表して」。2019年に亡くなったデザイナーのカール・ラガーフェルドへのオマージュで満ちたイベントとなり、米俳優のジャレッド・レトはなんとカールの遺産を一部相続した愛猫シュペットの着ぐるみで登場。米歌手リゾや米俳優アン・ハサウェイらがモフモフのやわらかい毛をなでる様子が観測され、等身大となったシュペット(=ジャレッド)とハグする一幕も見られました。
なお、シュペットは公式アカウントで、“メットガラ2023”へたくさんの人から招待を受けレッドカーペットを歩いてほしいと言われたものの、家で静かにくつろぐことにしたと伝えています。ジャレッドのほかには米ミュージシャンのドージャ・キャットも猫メイクに猫耳のついたドレスを着てシュペットの代わりを務めました。
そして、女子テニス元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズは、現在5歳の長女オリンピアに続く第2子妊娠を発表。グッチの白いチュールドレスに黒のガウンというスタイルで、ウエストがシェイプされており膨らんだおなかがはっきりと確認できます。
会場で急な階段を数人に助けられながら登る様子を見せたセリーナは、自身のInstagramで夫アレクシス・オハニアンと並んだ写真を投稿し「アナ・ウィンターが私たち3人をメットガラに招待してくれて、とてもわくわくしています」とコメントを添え、おなかに新しい命が宿っていることをあらためて発表しました。
米俳優で歌手のジェレミー・ポープは仏ファッションブランドのバルマンが制作したこれぞ「カールに敬意」といわんばかりのドレスを着用。黒のジャケットと黒のフレアパンツというシンプルなスタイルに、巨大なカールの似顔絵が描かれた9メート越えのケープをまとうという驚きの作品。同ブランドによると、ケープは5000メートル以上のシルクシフォンを使い、70人の縫製職人によって制作されたとのことです。
第2子を妊娠中のバルバドス出身歌手リアーナは、ココ・シャネルが愛したカメリアの花びらを500枚使い飾り付けられたヴァレンティノのガウンを着用。裾の長さは5メートルという豪華さで、パートナーのエイサップ・ロッキーを伴い登場しました。また、スキンヘッドにブラックフェザーの冠という英俳優フローレンス・ピューのスタイルも話題となり、こちらもヴァレンティノが制作しています。
さらに米歌手ジャネール・モネイの、パニエに貼り付けられた衣装をはがすとビキニスタイルが透けて見えるようになるパフォーマンス性の高い衣装や、ショーツだけを身に着けシルバーのペインティングとラインストーンで身を飾った米ミュージシャンのリル・ナズ、自前の自転車で会場に乗り付けた英アーティストのデヴィッド・バーン、多くの人がくぎ付けになった“正統派プリンセスドレス”米歌手デュア・リパのカールがデザインしたシャネルのドレスなど、数々の印象的なスタイルが登場しました。
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せめて起きてからきてほしい。