5種類のiPhoneと、2種類のNokia製携帯電話をプレス機で加圧して耐久度をテストする動画がいろいろと冷や汗ものです。
用意されたiPhoneは初代から6にかけて5台あり、本体の厚みもさまざまで、実験のしがいがありそう。NOKIAは2017年と2000年の型です。それぞれ1台ずつプレス機で押しつぶしていきます。
最も高い加圧に耐えたiPhoneは、iPhone 4の271キロ。iPhoneとして最低値のiPhone 6は134キロでした。軽量化のため本体が薄くなると、やはり耐久度が下がっていくようです。
一方Nokiaは2017年の型が94kgで今回のテストで最も脆く、2000年の型は376kgで最も堅牢だということが分かりました。
テストの動画では、iPhone 4はへし折れる際にバッテリーが損傷したらしく、「プシューッ!」と激しい音と共に勢いよく煙を吹いていました。カメラを覆い尽くす勢いの煙に驚きます。
動画のラストには、盛り盛りにしたスマートフォンのバッテリーの山をプレス機で押しつぶす一幕も。煙は派手に立ち込めますが、爆発や発火には至りませんでした。スマートフォンの耐久度を見るつもりが、バッテリー損傷の危険性を教えてくれる動画のようです。
今回の動画を公開したYouTubeチャンネル「Crazy Hydraulic Press」では、他にも、アンカーチェーン、ナイフ、ペンチ、靴などを油圧プレスで加圧耐久テストする動画を投稿しています。
なお、動画では安全に配慮した特殊な環境下でテストしています。危険なので、家庭に油圧プレスがあってもまねしないようにしましょう。
(物書きモトタキ)
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