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「日本代表が勝ったら1人箱根駅伝やってやるよ」の人、公約を実現 友人やフォロワーの応援に支えられ往路107.5キロを完走(2/3 ページ)

本来5人が交代して走る距離を1人でやり遂げた、るい(14世)さんに話を聞きました。

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 挑戦の続きは、日を改めて5月13日スタート。再び戸塚駅を訪れたるいさんは、早々に戸塚中継所を通過して第3区に入ります。目標地点は第4区終盤の小田原ですが、その日もあいにくの大雨。思うように進めず、2日目の挑戦は第4区中盤の二宮で中断となりました。

 そして翌週の5月20日、るいさんは二宮駅から往路終点の芦ノ湖を目指し、13時ごろに第4区終点の小田原中継所に到着します。残りの距離は20キロ強と、これまでの行程からすれば短いようにも感じられますが、なにぶん最後の第5区は「山登り」とも呼ばれる難所。その標高差は860メートル以上と、一筋縄ではいきません。

 ツイートに苦しさをにじませながらも、るいさんは4時間ほどかけて山道を突破。芦ノ湖のほとりに立ち、「全身が痛いがめっちゃほっとする……!」と、歓喜の声を上げました。往路ゴールの道標で完走を報告したツイートは、「有言実行お疲れ様でした」「感動した」と大反響。その一方で、「復路もがんばってね」「残りの公約も……」(前述したドイツ戦の一件)などと、新たな挑戦への期待も寄せられています。

1人箱根駅伝 ゴールで完走を告げるるいさん。本当にお疲れ様でした!

 反響を受けて、るいさんは応援してくれた人たちに謝意を述べつつ、「多くのかたに支えられながらの完走となったので、恩返ししつつ残りの公約もこなしていきたいと思います」と、挑戦を振り返ります。ねとらぼ編集部は今回の感想や今後について、詳しい話を聞きました。

―― 走り終えて感じたことをお聞かせください

るい これでやっと終わったのかとホッとしました。ひとまずこれ以上走らなくていいかと考えると気が楽です。

―― 一番つらかったのはどの区間でしたか

るい 箱根の山登りは当然ながらつらかったのですが、道中大雨に降られながら進んだ第3区の戸塚から平塚の区間で、精神的にひどくやられました。

―― 印象に残っている出来事を教えてください

るい 沿道にいろいろなかたが応援に来てくださっていたのですが、その中に1人箱根駅伝経験のある箱根駅伝マニアのかたがいらっしゃったのが驚きでした。

―― 残りの公約「山口から東京まで自転車旅」に向けた意気込みをお願いします

るい こちらは2018年ワールドカップのとき、逆方向をやったことがあるので何となく想像は付きますが、前回よりも速いタイムで完遂したいと思っているので、トレーニングに励みます。

協力・画像提供:るい(14世)さん(@B747_300SR

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