成人式を迎える女性の、手作りのこだわり「イカ振袖」の写真がTwitterに投稿され、記事作成時点で1万3000件の“いいね”を集めるなど話題になっています。随所にあしらわれたイカが個性的で美しい……!
投稿者は、大のイカ好きで「日本いか連合」にも所属している、AAYAA(@gauchocho)さん。今回AAYAAさんが投稿したのは、同じくイカ好きの姪・ぴぴんいか(@_ika__squid)さんが成人式の前撮りをした際に撮影した、美しい振袖姿の写真です。
ぴぴんいかさんが着ている振袖は、紺地にたくさんのイカの群れが泳ぐ個性的なデザイン。まるで海の中をそのまま絵柄にした柄の上に貝の柄をあしらい、華やかさをプラスしています。流れるようにイカが泳ぐ姿や、貝の中にあしらわれた花柄が目を引く……!
この振袖は、ぴぴんいかさんの父で、東京手描友禅作家の小倉悟(@tokyo_tegakiyuzen_ogura_satoru)さんが手がけたもの。今回の振袖は、娘のぴぴんいかさんのデザインのデザインを取り入れつつ制作したものだそうです。
振袖の裾の裏につける八掛(はっかけ)や袖の内側の振りの柄も、ぴぴんいかさんがデザインしたもの。よく見ると、イカの中にお米を入れた“いかめし”や、屋台でおなじみの“焼きイカ”など、ユニークなイカメニューがデザインされており、ぴぴんいかさんのアイデアが光っています。
また、ぴぴんいかさん自身も刺しゅうの技術を使い半衿を制作。花とアオリイカの刺しゅうがあしらわれた衿は、繊細な色使いが上品ですてきです。
前撮りのため、こだわりの振袖と小物を身にまとったぴぴんいかさん。ネイルもイカをモチーフにしたものにそろえ、まさにイカづくしの晴れ姿になりました!
イカをこよなく愛するぴぴんいかさんのアイデアと、父の職人技によってつくられた振袖は、世界でたった一つの親子の共同作品。成人式のためにつくられた特別な振袖から、親子の深い絆が伝わってきます。
投稿には、「素晴らしいイカ」「素敵すぎるイカまみれ。イカ飯まであるところが最高」「姪御さんの本気のイカ愛と、それをプロの仕事で実現するお父様の、本気の娘愛を感じる」など、称賛の声が多く寄せられていました。
投稿者のAAYAAさんはイカをはじめとした海洋生物アクセサリーを製作しており、creemaでも作品を販売中です。
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