先住の元保護猫が、飼い主さんが保護してきた子猫を隠しちゃう様子が米カリフォルニア州サンノゼで撮影され、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で8万6000回再生を突破しました。
先住猫「Finley」(フィンリー)が、子猫の「Chip」(チップ)を隠してしまいました。飼い主さんが「フィンリー、なにをしているの? 子猫を離してあげて」と声をかけますが、フィンリーは知らんぷり。それにしても隠すのがとっても上手です。いったいどこに隠しているのでしょうか?
飼い主さんが「チップを離して。隠していることは知っているのよ」と優しく声をかけ続けると、フィンリーは観念したのか体を起こします。するとフィンリーの体の下からチップの姿が現れました。
フィンリーが離れても逃げたりしないチップ。フィンリーの体の下は温かくて気持ちがよさそうですね。チップの首元をぎゅっと抱きしめたり、少し甘がみをしたりするフィンリーのかわいいしぐさに、飼い主さんは思わず笑みをこぼします。そのあと歩き出したチップをフィンリーが追いかけていく姿もほほえましいですね。
フィンリーはFIP(猫伝染性腹膜炎)でしたが、今では完治して元気いっぱいの元保護猫です。その後は飼い主さんが保護してくる何百匹もの子猫を育てる里親猫として大活躍してくれています。そのなかでもチップはフィンリーのことが大好きで、いつもフィンリーを探して一緒に遊ぼうとするのだそうです。フィンリーの愛が大きいのかと思いきや、実は相思相愛だったのですね。
コメント欄には、「過保護なベビーシッターだね」や「チップはフィンリーの体の下が快適なんだろうね」などの声が寄せられました。フィンリーとチップの仲の良さが伝わってくるほほえましい動画でした。
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