小5息子の100点満点の漢字テスト、なぜか得点は「286点」で…… 児童に楽しく学習させる先生のアイデアに「名案」「素晴らしい仕組み」(1/2 ページ)
これは子どもが盛り上がるやつだ。
漢字学習が好きになるアイデアを取り入れた漢字テストの写真が投稿され、「素晴らしい仕組み」「これは楽しくなっちゃうな」と話題になっています。投稿には、記事執筆時点で1万4000件以上の“いいね”が集まりました。
投稿者は、Twitterユーザーのshinshinohara(@ShinShinohara)さん。今回話題となっているのは小学5年生の息子が受けたという漢字テストの写真と、その採点方法です。
テストといえば、100点満点が一般的。しかし、shinshinoharaさんの息子さんが持ち帰ってきた漢字の書き取りテストは100点に186点がプラスされ、合計286点になっていました。この加点はいったいどういうことなのでしょうか。
実はこのテスト、先生のアイデアで問題の答えの漢字を使った熟語を追加で書くと、プラスで2点がもらえるルールになっているのです。
息子さんによると、このゲームのような要素を加えたことで児童の間で競争心が生まれて盛り上がっているとのこと。なお、今回の最高得点は290点だったそうです。すごい……!
前回のテストではクラストップだったという息子さんは、テスト前には高得点を獲得するため、漢和辞典ひっくり返して熟語を「調べまくっている」そうです。プラスアルファの知識で加点をするというテストの常識の枠を超えた先生の工夫が、児童たちのやる気を上げているのが分かりますね。
1つのテストで漢字を覚える、辞書を引く、その漢字の使い方を知る、と同時に3つの勉強ができるのがこの特別ルールのすごいところ。漢字を単体で覚えるのではなく、熟語を一緒に覚えることによって、漢字の意味まで頭にしっかり入る効率のいい勉強方法だといえそうです。先生にとっては採点が大変になるこのルール。児童の励みのために採用を決めた先生には頭が下がる思いですね。
Twitterでは「これはこどもにウケそうな名案」「学習意欲を掻き立てる良アイデア」「これいいなぁ、頑張るだけ点数積みあがるの絶対楽しい」「小5に漢和辞典引かせるとはすごい先生だなあ」「全員分採点する先生の根気が凄いです」など、先生のアイデアを絶賛する声が寄せられています。
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