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マルハン火災、いまだ約200台の車両が駐車場から出せず SNSで黒い煙広がる様子が拡散される(1/2 ページ)

運営元のマルハン 東日本カンパニーが声明を発表しました。

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 パチンコチェーン「マルハン厚木北店」(神奈川県厚木市)の立体駐車場で8月20日に発生した大規模な火災を受け、運営元のマルハン 東日本カンパニー(以下、マルハン)が声明を発表しました。

 マルハンは冒頭で、「車を駐車されていたお客様、ご遊技されていたお客様、近隣の住民や施設の皆様には大変ご不便、ご迷惑をお掛けし大変申し訳ございません」と謝罪のうえ、「消火活動にあたられた消防の皆様、警察関係の皆様をはじめ、多くの関係者の方々にご尽力頂きましたこと、心から厚く感謝申し上げます」と消防や警察関係者らに感謝を示しました。

 マルハンの声明によると、火災が発生した20日には、14時45分に店舗棟設置の火災報知機の警報が鳴り、立体駐車場の火災を認知。14時47分に消防署へ連絡し、スタッフ2名が現場に駆け付けたとのこと。14時56分に消防車が到着して消火活動を開始し、18時41分には鎮火したとしています。

 また、店舗側は車両の爆発を受けて付近の利用客の危険回避・避難誘導、火災の拡大を受けて店舗内利用客の避難誘導などの対応を取っており、16時5分には全利用客の避難が完了したということです。

 火災によるケガ人などはおらず、出火の原因については警察および消防で調査中。現時点で正式な報告は受けていないとしています。また、立体駐車場の1階は安全の確認が取れたため、8月22日から車両の移動を開始。一方で、2階以上は消防署の指導により、安全の確認が取れるまで立ち入り禁止で、いまだに198台の車両が立体駐車場から出せない状況であると説明しました。

 今後、該当店舗は当面の間休業とし、今後の情報については店舗の公式サイトやSNSなどで掲示予定。立体駐車場に残された車両については安全を最優先としつつ、警察および消防と連携し、指導に基づき、適切な対応をするとしています。

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