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【追記あり】ジャニーズ性加害問題、「マスメディアの沈黙」指摘受けて各テレビ局がコメント発表 「あらゆる人権侵害を防ぐべく対処していく」(1/2 ページ)

「多くのマスメディアが正面から取り上げてこなかった」と指摘されていました。

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 故ジャニー喜多川氏の性加害問題に関する調査報告書(関連記事)で「マスメディアの沈黙」が指摘されていた件について、各テレビ局がコメントを発表しています。


 日本テレビは、「指摘を重く受け止め、性加害などの人権侵害は、あってはならないという姿勢で報道してまいります」と発表。人権を尊重した企業活動に努め、ジャニーズ事務所に対して「被害者の救済と再発防止に取り組むよう求める」としています。


 フジテレビは、報告書の指摘を「真摯に受け止めております」とし、「性加害が決して許されないことは当然です。当社としても、あらゆる人権侵害を防ぐべく対処していく所存です」とコメント。


 テレビ東京は、「6月以降、同事務所に対し、第三者機関による検証と公表、さらには再発防止の徹底などを申し入れてきました」「今回の報告を受けて、迅速で的確な対応をとるよう望みます」とジャニーズ事務所側への対応を迫るとともに、「自社はもちろん、取引先についても、人権重視の姿勢を徹底するよう今後も行動して参ります」とコメントしています。

 ジャニーズ事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」の調査報告書では、ジャニー氏の性加害問題について「多くのマスメディアが正面から取り上げてこなかった」と指摘。「ジャニーズ事務所のアイドルタレントを自社のテレビ番組等に出演させたり、雑誌に掲載したりできなくなるのではないかといった危惧から、ジャニー氏の性加害を取り上げて報道するのを控えていた状況があったのではないか」などと、マスメディアの報道姿勢が被害拡大につながった一因であることに触れていました。

追記(8月30日16時45分)

 TBS、テレビ朝日もこの件についてコメントを発表。TBSは「いかなる性暴力も許されるものではないという姿勢で、今後も報道や放送に臨んでまいります」、テレビ朝日は「性加害は許されるものではなく、今回の報告書を受けてジャニーズ事務所が提言された事項について今後どのように取り組み、対応していくのかを注視してまいります」とコメントしています。



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