お絵描きが大好きだという7歳の女の子が、母の大切にしていた色鉛筆を使ってセンスあふれるぬり絵作品を制作。母が娘の許可を取ってX(Twitter)に写真を投稿したところ、記事作成時点で7万1000件の“いいね”を集めるなど話題になっています。
投稿者は、イラストレーター兼漫画家で、7歳と4歳の姉妹を育てるさざなみ(@3MshXcteuuT241U)さんです。
お絵描きやぬり絵が好きだというさざなみさんの長女。4年ほど前、さざなみさんは長女から「わたしの持ってる色鉛筆じゃプリキュアのいろんなピンクぬれないよ〜」と相談を受けました。そこでさざなみさんは、自身が高校生のころから大切に集め続けてきた宝物であるホルベインのアーチスト色鉛筆を、長女にも使わせることに。
ホルベインのアーチスト色鉛筆は、全150色を展開している油性の色鉛筆。ピンク色をひとつとっても、コーラル、サーモンピンク、カーネーション、ローズ、ピーチなど、何種類ものピンク系カラーを取りそろえています。
幼いながらにアーチスト色鉛筆が母の大切なものだと理解し、初めて手にしたときから1本1本を大切にしてくれているという長女。今回はアニメ・プリキュアのキャラクター「キュアグレース」を、豊富な色鉛筆のカラーを使いこなしてセンス良く塗り上げました。
ピンクがイメージカラーのキュアグレースは、長い髪の毛や衣装にたくさんのピンク色が使われています。長女は複数色の色鉛筆を巧みに使い分け、濃いピンクや淡いピンクなど、わずかな色の違いを見事に塗り分けています。また、衣装のシワの部分には濃い色を塗って陰影をつけるなど、細かい部分にもこだわりが感じられる仕上がりです。これはすごいぞ……!
さざなみさんは長女のぬり絵作品について、「色選びも丁寧さも、一体につき1時間かけるその根気も、完全に私を超えた」とコメント。投稿を見た人からも「プロフェッショナル!」「たくさんの色を使いこなせててすごい」「今にも動き出しそう、すてきです!」「濃淡もしっかりできてすごいですね」など、絶賛の声が数多く寄せられました。
さざなみさん親子と色鉛筆のエピソードは、漫画「ふたりで使う色鉛筆」で詳しく語られています。また、この他にもほっと心があたたまるさまざまな漫画をX(Twitter)(@3MshXcteuuT241U)で公開中です。
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